アタシノココロノナカイロイロ




2003年05月16日(金)

■ Kiss MUSIC PRESENTER COUNT DOWN KOBE

 えーと、サウンドクルーは赤松美香子さん。堂島孝平さんは18:00から約20分間のご出演でした。

赤松「今日のゲストご紹介しましょう。堂島孝平さんです。どうもー」
堂島「どうもー、よろしくお願いしまーす。堂島です。お願いします」
赤松「こんにちは。お願いします。お! 今、両手を上げていらっしゃいます」
堂島「おーす。お願いします」
赤松「たくさんの方がね、スタジオ前にも集まってくれましたけども」
堂島「ありがたい。テンションあがりますね、やっぱりね。いろいろ見てくれてる人が多いとね」
赤松「見られてなんぼですから、このサテライトスタジオっていうのはね」
堂島「ホント、ホントそうですよ。見られ好きじゃないとね、やってられないですよね」
赤松「堂島さん、どうですか、やっぱりこういったお仕事されてるっていうのは、もちろん見られても全然OK?」
堂島「僕はもう、何にせよ見られてるの大好きですよ」
赤松「あ、大好きですか」
堂島「はい、大好きっていうか、やっぱりね、自分が何かやった、おもしろい事やったとか、おもしろい事じゃなくても良いんですけど、何かこう言ってる事とか、そういうの受け止めてくれるとか、そういう人がいないとね。ねえ、だからそういうのすごく大切だなと思いますよ」
赤松「反対に反応がすぐわかるじゃないですか。目の前にファンの皆さんいるって事でね。ある意味、怖いと言えば怖いんですけどね」
堂島「あー、でもね、ほら、冒険しないと
赤松「確かに!」
堂島「ね、だからライブなんか僕、大好きなんですけど。やっぱりそういう理由ですよね。やっぱダイレクトに」
赤松「そうですよねー」
堂島「自分のやってる事が伝わってたりとかね、リアクションが返ってきたりとかね、するんでね。ねー
赤松「(笑)今、前のお子さんにも声を掛けてらっしゃいましたけども」
堂島「はい、はい、ええ」
赤松「神戸はですね、結構、お久しぶりになるんですか?」
堂島「神戸はですねえ、えーと、キャンペーン、プロモーションとしては久しぶりになると思うんですけど、去年の12月にチキンジョージの方で「オレひとりLIVE」っていうのをやってまして、1人だけで、ライブをやるっていうのをやって以来ですかね」
赤松「あ、それ以来っていう事になりますか」
堂島「はい。です。」
赤松「じゃあもう冬も終わり、春ももう過ぎ、そして初夏へと移る神戸ですけども、神戸に来たら絶対ここだけは行くとかね、何かそういったスポットってあります? 堂島さんのなかで」
堂島「あのねー、ゴハン屋さんなら、絶対行くってわけじゃないんですけど、洋食屋さんで赤ちゃん
赤松「赤ちゃん(笑)美味しいですよね」
堂島「赤ちゃんに、何回かな〜。今まで三回か、そんぐらい行った事ありますね」
赤松「絶対食べる、定番のメニューってあるんですか?」
堂島「いや、僕は、基本的にハンバーグとか大好きなンで。ああいうの美味しそうだなと思って。食べますよ」
赤松「洋食屋さんのハンバーグって、また何か違いますよね」
堂島「そう。コンソメスープとかもね、グッときますよね」
赤松「そうですよね。じゃあ、もしかしたらこの後、赤ちゃんに行くかもしれない。ヤバいですね。これは」
堂島「ねえ。いや、今日はね、もうね、ないと思いますけどねー。また来た時に、今度また来るんでねー」
赤松「堂島さん、そうしてください」
堂島「うん、うん」
赤松「エライ事になってしまいますので」
堂島「あ、はい、はい、うん!」
赤松「さて、堂島孝平さんなんですけどもですね。5/1ですね、ニューシングル! リリースになったばかりです。『45℃』!」
堂島「YES!」
赤松「いろいろですね、今日はこのニューシングルの話をたっぷりと聞いて行きたいと思います。まずはですね、皆さんにこの曲、聞いてもらいましょうか。じゃあ堂島さんの方から曲紹介、改めてよろしいですか?」
堂島「はい。それではですねえ、これ、歌ものポップスでありながらダンスミュージック! みたいな感じ。聞いて下さい。ボク、堂島孝平『45℃』!」

 『45℃』

(『スプリング◇スプリンガー』をBGMにトーク再開)
赤松「5/1にリリースになっています。堂島孝平さんのニューシングル『45℃』。まずは聞いて頂きました」
堂島「はい、ありがとうございます」
赤松「この『45℃』っていうタイトルだけを聞くとですね、皆はやっぱり「ん? 角度? それとも温度? どっち?」なんてね、思ってしまいがちなんですけども。その辺のお答えは堂島さんの方から」
堂島「や、これはねえ、表記的には「45℃」と書くんで温度なんですよね。ただ歌の中では温度だけじゃなくって、角度の「45°」としても、歌ってたりするところもあるんですけど。で、この温度って何だ? っていうことをやっぱ良く聞かれるんですが、今回「この気持ち45℃」っていうキャッチコピーみたいなのが、思い付いてから作ったんですよ。で「この気持ち45℃」ってオレにぴったりだ! っていう風にすごい思って。なぜかっていうと、この2年間ぐらい、自分の音楽を、自分の音楽の可能性とか限界を超える為に、わりとハイテンションで、エネルギッシュに、日々生まれ変わるぐらいな感じでやってきたんですよ。たぶんそのねえ、熱気とか、音楽に傾ける情熱とか、なんかそんな感じが、たぶん自分でパっとこう書いた時に「この気持ち45℃」っていう、そういう熱い感じになったんだと思ってるんですが。はい」
赤松「だって曲の方もですね、やっぱりそういった温度っていうのが伝わってくるじゃないですか」
堂島「はい、ありがとうございます」
赤松「やってくれましたね。聞いた時はホントね、やってくれたーなんてね、思いましたね」
堂島「そうでしょー。オレも自分でも家で作り上がった時にやってやったと思ったもん」
赤松「あ、そうなんですか」
堂島「やってやったー! と思って、夜中3時半ぐらいにマネージャーに電話して、でマネージャーが出て、「オレやっちゃったよ、ついに。ホントにやった!」って言ったら、マネージャーが「んんー」って。ただそれだけ」
赤松「それだけなんですか? 何か一言、続くんじゃないの? なんてちょっとご本人は思いつつ」
堂島「何もなくって。ほんで「なんだよー!」って絶叫して電話きって。その後、そのデモテープかけながら3回ぐらいこう踊って、自分で」
赤松「おー、ダンスミュージックだから(笑)」
堂島「そうそうそう。でもダンスミュージック。そのね、ずっと歌ものポップスでありながらダンスミュージックっていうのは自分の中で、自分にしかないものなんじゃないか、まあ自分にしかないっていうか、自分がやったら、すごく何よりもね、キラキラできて、何よりも踊れるような、そんな音楽になるんじゃないかと思ってずっとやってきた、形の、すごく自分の中でいろんなトライをしてきた、そういうのがすべて実った感じが、この『45℃』だったし。なおかつ新機軸っていう感じもあってですね。ここからオレの音楽人生、始まるなっていう。そんな感じもしたし」
赤松「ある意味、気持ち的には原点にかえるというか、そんなところもあるでしょうかね?」
堂島「なんかね、原点にかえるっていうよりかは、常に原点にはかえってるんですけど、毎日。あのね、なんていうのかな、スタート地点みたいなものから、どこに向かって走ったらいいのかみたいな、そういうなんか、この先のビジョンっていうかね。うん、いままでも走ってきたけど、わりと無我夢中で走ってきてる感じだったとは思うんで。それが今、結構、周りが、どういうものが、見えてるとか、そういうものがはっきりした、クリアになったっていうところがね、すごく、うん、これからまた新しい始まりってところかな、なんて。思ったりします」
赤松「これ自分の中でもやっぱり、楽しみですよね」
堂島「楽しみですよ。作った時にワクワクしましたよ。自分でも。びっくりするぐらい。うん」
赤松「曲作りに関しましても、(中略)詞を書く時に大切にしてることって一体どんな事ですか?(<キスナーからのお便り)」
堂島「詞、詞を書く時に。あのね、何だろうな〜。やっぱりどこにもないね、言葉とか、自分しか言えない言い方とか、なんかそういうモノは大切だと思うんですけど。基本的にはやっぱりね、テンションとかね、そういう自分が書く前の作業の方が、大事だったりすると思うんですよねー」
赤松「書く前の作業?」
堂島「うん、わりと最近は僕、メロディーとかよりもコトバ先に書くんですが、そのコトバが出て来るまでに、その良いコトバを生み出す、良いフレーズを自分で思い付かせる為に、いかにテンションを上げるか。やっぱり「うーん」ってなってたら出来ないし。うん」
赤松「例えばテンションあげる為にこういったことしますとか、何かあります?」
堂島「やっぱり友達とみんなで遊んだりとか。1人でチャリンコ大爆走とか」
赤松「大暴走(笑)、いいですね」
堂島「こないだもね、ライブをしたんです。東京でなんですけど。僕の大好きな先輩、ヒックスヴィル、ね。先輩ミュージシャンと一緒にツーバンでね、ライブをやった時にすごいテンション上がったし。で、そのライブはね、ケミストリー堂珍くんとか、キンキの剛くんとか見に来て、僕も含めて「チーム堂」がそこで結成されたわけですよ。で、熱く音楽談義をみんなでして。ヒックスも含めて。そういう時とかに家に帰ると、ものすごいテンション上がってるんですよ」
赤松「ものすごいフレーズが生まれてきたり」
堂島「やー、出なかったですけどね。その日ね。次の日、早かったんで。ちょっと寝なきゃな、と思ってね」
赤松「睡眠も大切ですからね」
堂島「いや、違う違う。オレだって人間だもん」
赤松「そうですよ」
堂島「うんうん。それはしょうがないよ。うん。それ、しょうがない。けど、そういう事を毎日じゃなくても、何かしら自分がテンション上がる事とか、そういう事を見つけていく事がすごい大事かな、なんて思ってたりします。はい」
赤松「そうですよね。わかりました。ありがとうございます。その他にもいろいろと質問、メッセージも届いてますので、また後ほど紹介したいなと思います。さあ、今回のニューシングルは『45℃』。まあ、あの温度という事で、私の方から温度に関するQ&Aを考えてまいりました」
堂島「なに? 何?」
赤松「ポンポンポンッと堂島さん、よろしくお願い致します」
堂島「聞いてない、聞いてない」
赤松「まずはですね」
堂島「うん」
赤松「堂島さんの体温は?」
堂島「平熱ってこと? 今、計れって事?」
赤松「うんん、だいたいで」
堂島「えーとね、6度2分? とか、だと思うよ」
赤松「熱いコーヒーは苦手?」
堂島「大丈夫」
赤松「お風呂の温度は?」
堂島「お風呂の温度はねー、ぬるめが良いです、僕は」
赤松「ぬるめが?」
堂島「あー、でも熱いのも入れるかな。41℃ぐらい」
赤松「普通ですね」
堂島「普通だね(笑)。何かオモシロイ答えが……。うん。はい」
赤松「自分は熱い男?」
堂島「最近よく言われますね、熱い男って。いや、でも自分で何とかしてやろうって気持ちは強いと思いますよ。はい」
赤松「最後の質問。人肌恋しくなる瞬間っていつ?」
堂島「人肌恋しくなる瞬間。あのね、こういうプロモーションとかで、まあツアーでもいいんですけど、各地に来て、ホテルとってもらってるでしょ? そのホテル入った時に、それがねー、ダブルベッドだったりする時があるんですよ。部屋が」
赤松「わかる、それ」
堂島「わかるでしょー。そんときにオレ1人だっちゅうねん! てすごい思ったりとかして」
赤松「どっちで寝よう? とかってね」
堂島「かなりリアルなね。寂しくねー? みたいな」(スタッフ大爆笑)(ここからBGMが「サンキューミュージック」に)
赤松「かといって誰か呼ぶわけにいかないでしょ?」
堂島「そう、呼ぶわけにいかないから。で、結構そういう時って、何人かがそういう部屋に当たってる時があるんですよ、メンバーとかスタッフの中で。みんな言いますもん、やっぱり」
赤松「スイマセン。今すごいね、わかります気持ちが」
堂島「あとすごい、キレイめなホテルだった時とかね、夜景がキレイすぎると、一人占めするにはもったいない感じとかになっちゃったりね〜、しますよね」
赤松「やっぱり二人ですよね。そういった時はね」
堂島「やっぱね。そう、ダブルベッドはさ、精神的ダメージがでかいじゃないですか。ね、1人かい?」
赤松「せめてセミダブルにして、みたいな」
堂島「そうそうそう、ねえ? ホント何かそういうのはありますね〜」
赤松「そういった時に人肌恋しくなるということで」
堂島「うんうんうんうんうん!」
赤松「どうもありがとうございました。私が勝手に聞きたかった質問ばかりなんです」
堂島「びっくりしたよー、なんだよー」
赤松「スミマセン。今ね、たぶんね、スタッフにも何も言ってなかったので、スタッフね「おいおい赤松、なに聞くんだよオマエは」っていうね、ちょっと不安気な顔してました」
堂島「オレ、なんかね、昔ね、僕ね、ラジオでね、いきなり「ミュージシャン踏台昇降」っていうので、踏台昇降やらされた事あるんですよ」
赤松「ラジオでですか?」
堂島「すごい昔に。それ思い出しちゃってドキドキしちゃった」
赤松「スイマセン」
堂島「おいおい、と思って。なんかね」
赤松「アーティスト泣かせですね。ゴメンなさいね」
堂島「いえいえ、そんなことないです。楽しかったです」
赤松「でもこれで皆『45℃』っていうのは温度だなっていうのがわかったんではないでしょうかね?」
堂島「そうですね。ありがたいですね。はい」
赤松「さて、次はですね、全国ツアーです。関西では7/11(金)大阪のバナナホールで決定してるんですけども、実はチケットもうSOLD OUT。いえーい! 凄い!」
堂島「ありがとうございます。オス。ありがとうございます」
赤松「ということで、追加公演が決定しました。6/30(月)です。神戸チキンジョージで追加公演決定という事で、チケットが5/25から発売なんですよね。もう間もなくということでね。今回のライブはどうしましょうか?」
堂島「やっぱりね、最近の自分の絶好調な感じでどんどんね、来てくれた人を巻き込んでいきたいなと思うのと、やっぱり自分の音楽っていうのが大いに歌えて大いに踊れるっていうものをね、皆にもどんどんもっと、生で感じて欲しいなっていうふうに思うし、あとはそのー、そうだなー、来た人が凄くフレッシュな気持ちになれるような、そんなみずみずしいことでもありたいなーなんて思うし、いろいろありますよ。来てくれた人はホントとことん楽しませようと思うし。チキンジョージをボク1回やって、大好きになって、今回もハシカワさんって人が、チキンジョージの、「堂島はチキンジョージでやらなきゃいかん!」って言って、追加公演で探してたら決めてくれて」
赤松「わー、嬉しいですね」
堂島「そういう男の熱い気持ちも感じ取って、ハシカワさんとデュエットとかもするかもしれません」
赤松「そうなんですか?」
堂島「ええ、追加公演なんで、内容変えてやろうと思ってます」
赤松「これ行かないといけないですね」
堂島「そう、だから7月でチケット取ってる方もですね、6/30のチキンジョージは7月と違う感じでライブやりたいなと思っているので、是非、見に来て損はないと思いますし、楽しいと思います!」
赤松「みなさん5/25からチケット発売となります。(中略)あっという間に時間が過ぎてしまったんですけど、最後にこのナンバー聞きながらお別れという事になります。じゃあこの曲も堂島さんから曲紹介よろしいですか?」
堂島「この曲は3月に『djkh calendar』というアルバムが出てるんですが、その中から、一番自分らしい曲だと思う曲をおかけしたいと思いまーす。ボク堂島孝平『スカイドライバー』」
赤松「今日のゲストは堂島孝平さんでした。どうもありがとうございました」
堂島「ありがとうございました」

 『スカイドライバー』

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