アンダー!! こっちだ、引き上げろ!! 急に動き出した、何なんだこいつは!!? アンダー、綱を握っていろ! 爆発するぞ! なあ、昼飯はまだなのか? 俺は関節がもう痛いよ。 畜生、化物め、まるでサラマンダーだ。 ジオ、昼飯はどうなんだ! 俺はもう仕事は御免だ! アンダー、滑車が回ってる、止めろ! 止めるんだ!!! ―――――もう遅い、来る。 故郷に帰る暇もなく二人は爆破された。 二人の立っていた鋼板は溶接面が弾け飛んで、巨大で不深い暗闇が空いた。大きな3つの、気体と液体が球状になっている。 その3つはエメラルド状の様々な色を出す。油をたっぷり乗せたシャボン玉のように、美しくも、禍禍しい、思考の澱みのように。それは爆撃力を秘めたxxxとして浮かび上がる。 闇から今度は、地上へ浮かび、前進する。 ゾイラ、ゾンデ、そして、ラム。 |
writer*マー | |
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