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2006年02月24日(金) |
torino2006 終わりよければすべてよし? |
荒川選手、金メダルおめでとうございます。スポーツ観戦はテレビでも絶対ライヴでみたい自分は、もうフィギアが始まってからはへろへろで、今日なんか仕事休んで日中ぐーぐー寝てました(や、まあ風邪気味なんだけどね)明日(土曜日)にBS1でフィギアスケート全部放送するみたいなんで、DVD録画して後で1枚のdiscにまとめるつもり…なのにエキシビションを待ってます。だってやっぱ生で見ないとね。 荒川選手のショートプログラムはぼろぼろと泣いてしまった自分ですが、フリーは意外と冷静に見てました。だって、今の採点方法ってどうなんでしょう…
ショートはね、細かく技術点が決められててもいいと思うんですよ、だってショートだし(昔からショートで失敗したら挽回はかなり難しかったでしょ)でもね、フリーはもっと大らかな採点方法にならないもんでしょうか?前回のオリンピックで密約とかがあったからこうなったんだろうけど、やってもやらなくても得点にならない技がいっぱいできたってなんなん?
この前Sに会ったときに、ジャンクスポーツの話してて、フィギアの話になってね。荒川選手の話をSがしてくれたの。
「イナバウアーって知ってる?」 「知らんわ〜、なにそれ」 「荒川選手の得意技やねんて、なんか背中を反りながら滑るやつ、ジャンプとかの間にやってる技みたいやけど」 「あー。なんかわかる、そんで?」 「それがな、新採点方式になって点のない技になってしもてんて。完璧に決めても0点やし、失敗しても0点らしいわ(技術点がってことですね)だから、やっても意味ないみたいな?」(実際は0点じゃないけど、低い点みたいです) 「ふんふん」 「だから、荒川選手はオリンピック選手に決まるまでずっとこの技を封印しとったらしいわ」 「へぇ、でもせっかく他の人にはできないかも知らん技やのにもったいないね」 「そやねん、でも、本人もすごい気に入ってる技やから、オリンピックには使いたいと思ってはるみたいやで」
というわけで、すっかりイナバウアーに注目してフリーを見ていたわけですが、荒川選手がイナバウアーを出した瞬間、会場はめちゃくちゃすごい拍手やったんですよ!ええやん、イナバウアー最高やん、みたいな。
なんでこれの技術点が低いんでしょう…
村主選手もフリー後のインタビューで言ってました。 「自分の今の能力ではギリギリのところ」って。でも、村主選手の表現力はすごいじゃないですか?まあそりゃスポーツの祭典なんだから技術重視はわかるけど、逆に3回転成功と失敗であんなにも得点差がでるようになっちゃうと、オリンピックみたいな重要な試合では無難な演技したもんが優勝みたいにならんかと心配になったりして…村主選手はバンクーバーに向けて頑張るって言ってたけど、今のままのルールなら、表現力重視のプロになった方がよくね?って思ってしまったけど、プロになるにはやっぱり五輪や世界選手権のメダルがないとダメなのかな?
話はそれましたが、荒川選手のフリーの点数は、技術点は(62.32点)、演技点は(63.00点)で、演技点の方が高かったの、この差0.68点がイナバウアー効果かも知れないですね。とにかく、おめでとうございました。
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