雑記
雑記目次|過去|未来
今週末は芸術鑑賞週間〜。 土曜はヴァイオリンリサイタルへ、そして日曜はダンス鑑賞へ行ってきました。
バイオリンは川久保賜紀さんのリサイタルで、けっこう小さいホールでやったんだけど、舞台がかなり近くてラッキー。
有名な方ですが、実は私、川久保さんを一度も聴いたことがなかったんだけれども・・・最初に音を出した時、あまりの美しさに涙がでそうになってしまいました。さすがだなぁ〜〜。力強くて美しいその音色に酔いしれました。ショーソンの詩曲って初めて聴いたけど、繊細だけどドラマティックでイイ曲だなぁ。アンコールは大好きなチャイコフスキーのメロディだったんで嬉しい。締めはチャールダーシュ。アンコール的にこういう曲は盛り上がってよい♪
そして今日は「バッハへのオマージュ」というスペイン国立ダンスカンパニーの公演を観に行ってきました。 いや〜見た瞬間に既に軽いショックを受けた!プロローグがグレングールドのゴルドベルク変奏曲のアリアで、ナチョ・ドゥアトさんが闇の中から現れて踊り出すところからして引き込まれずにはいられません。(勿論最後もゴルトベルク変奏曲で締める) バッハへのオマージュというだけあって、バッハの曲を単にダンスで表現っていうことじゃなく、バッハの音作りをダンスで体現しようと試みているようにも思えました。寄せては返すうねりみたいなものとか、奔放に走り出す旋律とか、音の粒子がそのまま人間の体を借りて動き出すようで、とてもおもしろかった。ただ私は無機質なかんじの踊りが苦手で、よって時々「この曲は違うな〜」と感じることもあったけど、むしろそんなふうに色々感じ取れること含めておもしろいのかもしれないです。個人的には管弦楽組曲のダンスが良かったと。バッハがちょっとでも好きな人は見る価値アリです・・・って今日で終わりだっけ??
|