まる*の日記ときどき絵日記
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2006年04月19日(水) |
「女は生きてるだけで偉いんだから」 |
タイトルの台詞 そんな風に言い切れるようになるまでにはかなり歳を重ねました(笑)
BEBOP掲示板でちょこっと語った人生について。
逝きそこねたのは二十代前半でした。 こちら側に還ってくるまで三日三晩かかりました。 (その間の記憶は全く無いのですが、天国の扉を叩いてきたのは確か>笑)
この世の煉獄に耐え切れなくなったんですネ
今だから、あの頃の事をたったあれしきの事でバッカみたいと苦笑いできますが当時はもういっぱいいっぱいだったんです。 ストレスに対する耐性強度ってヤツは人それぞれ個人差があるんだと思います。
たとえば赤ちゃん一人育てるのでもノイローゼになっちゃう人もいれば、3人4人育ててもよっしゃ〜!ドンと来い!と頼もしい肝っ玉母ちゃんもいます。
「たったそれだけの事で」と他人は思うかもしれませんが、当人にとっては人生儚んでお先真っ暗な深刻な事態だったりするんです。
自分より弱い人を叱咤激励するのは簡単です。 「頑張って!」 便利な言葉なのでついつい使ってしまいますが、あまり好きじゃない。 ずっと「頑張ってるよ」と心の中で言い続けてきたから。
歳をとったからなのか、鈍感になったからなのか、自分を守る術を身につけたからなのか、最近はあまり苦しくなくなった。 (でも酒はやめられねぇ>苦笑) 心が苦しくなる前に煉獄の刃をかわすことができるようになった。 言い換えれば逃げ上手になったって事か、、、、、
逃げると言えば聞こえは悪いが、自分を守るためには大切な事だ。 立ち向かえる強さがある人は頑張ればいい。 でも、頑張れない人だっている。 頑張れるレベルだって人それぞれじゃないか。 とことん力つきた人を弱いヤツだなんて思わないで。
生きるために逃げなさい。 自分を守るために心を閉ざして休みなさい。 他人の意見なんか聞かなくていい。 ひたすら自分の事だけ考えなさい。 また歩けるようになる日を息をひそめて待ちなさい。
立つために必要なのは自分の足だという事を一番わかっているのは紛れも無く自分自身。
「生きてるだけで偉いんだから」
何の役にも立ってなくてもいいから、それだけは自慢しよう。 たった一つだけ自慢出来ることは「生きてること」
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