いろんなマスコミのところから電話がかかってきてました。そういうのも秘書のお仕事。ま、私はやってないけど。患者さんがらみだったり、精神鑑定の方だったり、いろいろあるみたいだけど、今日の電話はどうやら精神鑑定の方だったようで。

池田小の被告の精神鑑定。うちの教授が関わってたみたいで（と書くと職場がばれるか・苦笑）。自分の診断でその人が生きられるか死ぬかが決まる。それってどういう気分なんだろう。先生は週に一回（だったはず）地裁のお仕事がある。少年院に行ってる先生もいる。正常だと言えばこの人は死刑になる。その宣告を下すのは、精神的にかなりしんどいことなんだろうな。まして、執行されたとなるとなおさら。でも、先生はいつも穏やかで。畑（治療の一環で作ってるのかな）の草取りやってたりして。「こんなことがあったんですよー」という愚痴もにこにこ聞いてくれて。

さて。昨日書いた件で、秘書さんと先生（教授ではない）が言い合いしてました。どっちもどっちな気がしたけどねぇ……嫌いなら嫌いで構わないからやることだけはやってほしいなあ……嫌いでも手続きは手続きとしてやってもらわなきゃあちこちに迷惑かけるわけだし。困ったもんです。

時々不安になるけど、将来の心変わりなんか考えてもしょうがない。しょうがないけど考えちゃうのが悪い癖。でも、今を信じましょう。それしかできない。だから、信じよう。

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