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| 2004年07月05日(月) | まくらむし |
今日は学校へ行きました。半年振りくらいかな？会社を辞めたって言う報告と、既卒求人を見せてもらう登録のためです。そのあとついでにゼミの先生にご挨拶して、そのまたついでに友達がいる院の授業に勝手に参加（笑）ちょうど友達が発表する日でした。
院の授業、とはいってもやること自体はゼミとあんまり変わることはなくて、ただもうちょっと扱う資料がマイナーになって、掘り下げ方が深くなるかな、ってところです。で、テーマ自体は卒論の発展系だから一応わからないわけではない。ま、資料自体は見たことないやつばっかりですが（笑）
そんななか、友達が「まくらむし」って何だろう、と。あんまり発表って言うか論文には関係ないところらしいんだけど、大斎院御前集（だったはず）ってやつのなかの一つの詞書に、「おほとのごもるとてまくらむしのなくとおほせられて」（これまたうろ覚え）ってことで、歌が５つくらい載ってるわけです。で、この「まくらむし」ってなんだろう、と。
友達が授業終わるまで待ってる間暇だったので資料室で「まくらむし」検索。とりあえず、日本国語大辞典（全１０巻くらい）を引いてみると載ってはいたけど例文がこの歌のところってことであんまり役に立たない。で、国家大観なんてものも索引全部あさるけど出てきたのはこの歌だけ。ほかちょっと別の辞書とか物語の索引とか見てみたけど、出てきませんでした。古事類縁にも出てなかったからなあ……パソコン検索するともうちょっと出てくるのかもしれませんが、まあいいか、って感じでそこで調べるのはやめました。まあ、辞書の用例にここが出てるってことは他の用例はないのでしょう。
家に帰ってからGoogle検索したら引っかかったものはありましたが、「枕虫＝蚊」で、しかも適当に作ったっぽい俳句でした。。。なのでこんなのは信用できるできない以前の問題。
久しぶりに開いたり探したりするとやっぱり楽しいなあ、と思いました。ただ、調べるとなると苦手なところだとか言ってられなくなるし、論文書くとなるとまたしんどくなるし、やってやれないことはないかもしれないけど、研究会とか学会とかいうとそこの人間関係とかもものすごく胃が痛くなりそうなのばっかりだから、お金にならない趣味の領域で病院行きってのも微妙だしね……
頑張らないとね。どこに行っても大変だし、ここにい続けるためには必要なこともあるし。頑張れることはある。きっと、まだまだたくさん。
