これは間違いだったのかも知れない。だけど、失敗ではないんだよ。あれは嘘になってしまうんだね。だけど、真実に近い嘘さ。ほら、何かしら手にしたはずさ。もう、ぼくはそこにいないはずさ。ただ純粋に綺麗なものさ。泪は。そして残酷で冷たいものさ。泪は。夢と現実を割り切ってしまうから。