| 2005年05月26日(木) |
眼から出る水は、塩辛い |
昨日、診察でした。 相変わらずのキューピー3分診察です。 人格の説明をしても、「あぁ、そうなのね」「そうだったの」。 確かに患者の言うことを否定してはいけない。 特に統合失調症患者の妄想などを否定してはいけない。 看護学校で習った精神病に関する記憶が反芻される。 本当は、あいづちをうちその上でアドバイスをする。 やんわりと否定ではなく受け入れた上で真実を告げることもある。 それが精神科療法としては、なりたつのであるが。 今の医者は薬出し機みたいなものだ。
効かないコンスタンをさよならして、ワイパックス毎食後。 そしてなぜか頓服をレキソタンかセルシンかどっちがいい?と聞かれる。 レキソタンが好きなので、レキソタンにしてみる。 朝早く起きるというのは、なぜだかセロクエルが1錠追加。 私は上限ギリギリまで薬を出されているそうだ。 無機質な丸かったり細長かったりカプセルだったりするものに、 気分をアップさせられたり、ダウンさせられたり、眠らされたり器用なもの。
6月からカウンセリングに行くので紹介状を書いてもらう。 6月半ばに行くので、また2週間後に取りに行く。
眼から出る水は、なぜこうも塩辛いのだろう。 悲しいとき、嬉しいときに流れる水の味と、 新たに知った感覚の水の味は同じだ。 どちらも塩辛いのに、心に染み渡っていく速度はじわじわと遅い。 今まで知らなかった感覚、、、、なんだろうこれは。
人の心を見すぎる生活。 あらためて私はカウンセリングに似合うと言われる。 人の話を聞くのが上手いらしい。 時折言われる、あなたの纏っている空気は人をひきこむねって。 5人以上からは言われたので、なんかあるんだろうか。
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