| 2005年05月21日(土) |
ありったけの、華で飾って。 |
両手にかかえきれない花束をあなたにあげる。 持ちきれないよと笑われても、あなたの歌声はもう聞こえない。
赤いランドセル。 黄色い帽子。 交通安全と書いてある旗。
一瞬でランドセルは傷だらけになり、 黄色い帽子は剥げ、 交通安全の旗は折られる。
三つ編みの私はどうしたいんだろう?
ただ、それを繰り返し見ているだけ。 彼女へは私の言葉も通じず、彼女からの言葉は私には通じない。
あずさでさえも、近づくなといわれる人格。 基本人格というか、根底にいる人格に間違いはないようだ。 美幸となのったアメーバ状の黒い物体は、 三つ編みの私を飲み込もうとしてる。
ただ、美幸からは憎しみ、脅され、嫌味という嫌悪感しかもてない。 憎しみからは何も生まれない。
ただ、受け入れたいだけなのに。
私は「主人格」だからずっといられるんであって。 本当の私はずっと眠っているんだろうか。
全ての過去が全て他人がやってきたように感じる。 ワタシジャナイ、ワタシジャナイ、ワタシジャナイ。 ダトシタラアナタハダアレ?
できることなら三つ編みの私は、美幸に乗っ取られたくない。
このごろ、フラツキがあります。食欲、がんばって出してるんだけど。
私は、いったい、誰。
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