とぷん。溶液に自分の身体が溶けていく感覚。それが眠る感覚だった。今は薬で眠らされているため、ガシガシした感じ。しかしながら自分の溶液に身体が溶けていく感覚は、まるで解離のようで------------。いつの間にか、である。そしてそれは覚醒するときは溶液などから全て引き抜かれる。<ピー、酸素吸入が必要です>いきなり与えられる現実に目をそむけたくことも数回あった。とくん。心臓の音と、液体の音は同じ音だ。