昨夜、彼にメールをした。 私ではなくて人格と呼ばれる存在の楓が、である。
私が精神科に通って治療をしているのを知っている。 彼はまだ同居人曰く「経験値が低い」。
彼と二人きりでいるときでも、容赦なく人格は交代する。
手をつなぐのを嫌がる。 キスを拒む。 セックスなどもってのほか。
そのような女でも彼女でいていいのだろうかと、思うようになってきた。
彼はまだ若い。 私よりもずっと、ずっと。
衝動は若い男ならば誰でもあることだと、思う。 その衝動は時に牙を向く。
「大丈夫だよ。それでも僕は」
その言葉を信じられる?
「私」は壊れていない。壊れていない。コワレテイナイ。
成長してるのかなぁ、それとも退化してるのかも。
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