「私は、生きている」
ただ、確認したかっただけ。
ただ、確証したかっただけ。
わけのわからぬ行動をとるのも私だ。
白い私も、黒い私も、自分なのだ。
ネコが引っかいた傷で赤い血が流れて、
あぁ、生きているんだなあってしみじみ思った。
ただ、生きることがなぜそんなに苦しいのだろう。
昔から、生きることは楽じゃないと言う。
当然のことだ。
だからこそ、前を向く。 だからこそ、力を抜く。
寝る前ベッドに横になっていると、どうしようもないことばかり浮かぶ。 非常につまらぬ。 愚鈍なことばかりで仕様もない。
昨夜は男の手が首を絞めてきて、本当に苦しかった。 これは幻覚、幻覚なのだと言い聞かせて必死に思いを振り払った。 朝起きて、首周りを見ても手の跡はついていなかったから。
生きるには、しがらみが多すぎる。
死ぬのも、しがらみが多すぎる。
私は生きている。
しがらみや鎖を巻き続けてでも、生きていく。
|