| 2003年06月15日(日) |
『父の日』は存在しなかったのでした |
私は父という存在を知らない。
物心ついたときから父がいなかったから。 (ちなみに2歳くらいのときに離婚した)
母と、兄と、私と。
その3人での生活が当たり前だと思ってた。 父がいない生活でも、なんとかなってた。 もちろん裕福じゃないし、一家離散とかしてたし、でもそれなりの生活。
それが世間一般での「家族」というものと違うと思い知らされたのが、 保育園児くらいのとき。
6月には父の日がある。今日は父の日だよね。 それにむけて『お父さんに自分で絵を描いて似顔絵をあげよう』 などという他愛のないイベントがあった。
他の子はサラサラと似顔絵描いて、「おとうさんありがとう」とかなんとか保母に文字を教えてもらいつつも書いてた。
私ってば実は保育園に入園するまで、 父という存在をまったく意識したことがなかったわけだね。
それもどうかという親の育て方でもありまするが。
当惑した。
「オトウサン」って何? 「チチノヒ」って何?
何も描けず真っ白な画用紙を向かっていた私。
シカタガナイ? ドウシテシカタガナイ?
運が悪いのかどうだったのか、母子家庭・父子家庭は私だけだった。
『仕方なく』母の絵を描いて、「おかあさんありがとう」と描いた。
後日、教室にそれらの絵が貼られた。
私だけ、母の日だった。
現在はシングルマザーとか増えてるようだけど、どうなんだろうね。
反対に母の日で父子家庭だったら、、とか思うとちょっとヘヴィ。
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