浮き沈み日記。

2003年06月13日(金) 方向指示器

目の前に私がいた。

無表情で、真っ白な私が、そこに、いた。

もう一人の私は自分だ。
感情がある。
何をすべきかが判る。
レゾンデートルが判る。
でも焦って、空廻って、ハムスターのオモチャのよう。

もう一人の私も自分だ。
感情がない。
何をすべきかが判らない。
レゾンデートルが判らない。
動けない。考えられない。未来などない。

逃げるわけじゃない、消えたい。

それをヒトは逃げる、と捕らえるのだろうか。





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一番の逃げ道。
そこの行き方は簡単。いつでも看板が出ています。
いつでもあなたをお待ちしておりますよ。

「帰られないほど美味しいお茶を淹れて、待っています」

生きたい私と死にたい私が、対峙している。

真っ白な私がトリガーをひいた。
生きたい私は、バッタリと倒れた。

18歳から20歳までの記憶は、それでも現れなかった。
無駄なイジメられた記憶だけ。

クスリを飲むと別の白い私があらわれる。
それは『生きたい白い私』。
死という方向へいざなうことのないように。

私はしばらく、頭がオーバーヒートを起こした状態なようだ。
だから医者はムリヤリ『生きたい白い私』を生成しているかのよう。

まるでクスリは方向指示器だね。



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蓮華 [MAIL]

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