嘆息の記録



映画館「笑う大天使」

2006年09月01日(金)

感想としてまず上野樹里がいいってのがわかった。
で川原泉の漫画が好きなんだろうと
いや、好きなんだったらいいなぁと思った。
個人的に監督ってのは脚本を書いてて
その作品を映像化したいってのと
原作を好きかどうかってのは別って人が居るであろうと思っている。
そのため願望として「思った」。

まず、見初めてすぐに違和感を覚える。
周りを観察。
57席ある席は40席以上は埋まっていて
映画の日ということもあり人は多かった。
ま、上映館も市内ではここだけだったろうし。
で、観察したらぴくってなる人がいるのがわかった。
帰るやつはいなかったがちょっと最初から拒絶気味。
そんなはずはないっていうのとせっかくだから楽しまないと
そう、思い聞かせて鑑賞。
主人公はなぜに関西弁なのか?
そしてキャストはいいのですがロレンス先生は日本語堪能では?
原作と違うところはあって当たり前ですががっかりはさせないでください。
90分と短くもありましたが最後の80分あたりちゃんと終わるんだろうかと考えてしまいました。
それでも、最後は普通に終わった。
ちょっと泣いた。
切なかった。
そのために見たのかも。
そんなちょっぴり切ない雰囲気ってのは、原作から欲しかったものだし
そのぐらいのということよりそれ以上は必要無いっていうのもわかった。
映画では、原作ではっていうのがあるけど
そこは微妙な所で映画しかない良いところってのもあり
やっぱり原作が・・・てのもある。
原作から引き続きよかったのは
「もぎゅ」
口に出してたような気がする。
「むぎちょこ666」
漫画と同じだった気が付いたらうれしかった。
映画でよかったのは
「おチキンおラーメン」
あー、こうやったら経費が抑えられるなってのと
アジの開きよりはわかりやすいなと思った。
「最後の微妙なアクションシーン」(とくに3人の)
原作でも微妙にあったアクション部分だったが
柚子役の平の動きがよかった。
和音役の関はたたずまいからしてかっこよく
映画オリジナル設定のお茶会でのかっこうもよかった。
史緒役上野はがんばって動いていると感じたものの
逃げるシーンはもっとかっこよく有るべきだった。
そこが残念。女の子独特の走り方ってあるでしょ、まさにあれで3人逃げるのでそれまでかっこよかったのがかっこわるくなった。まあ、それ以上かっこよくするとちょっとおかしくなりそうでもある。
「つじあやののエンディングの歌の歌詞」
兄弟の形はいろいろあるものの今回兄妹ってのだったので
ああ、そうかと気が付いたときは映画にあわせて作ったのねと感心しました。
たぶんそこがほのぼのなんだろうなと。

全体的に、原作で漂う哲学的要素は映画で出すのは難しいと踏んだのだろう、あえて追求はさせずに雰囲気をどこへ持っていくかで最初は悩んだはず。
映画の中ではそっちには行かせず、かなり「通常の脳内構造では無理ですよ〜」的なはちゃめちゃっぷりを最初から作り出していました。
最初の違和感は多分それだ。
で最後になるほどと思わせるつなぎ方でした。

原作は第三巻が一番好きで読むと涙ぐんでしまうのですが
映画でもちゃんとあったのでよかったです。

最初からがっつりいける映画ってのはあまりない。
今回の映画は反芻して思い出せるところがたくさんあったので
原作を見たことがある人は多分見たほうがいいとおもう。
家に帰っても浸れると言うのは良いとおもう。

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今日は自分の愛飲しているビール、サントリーモルツの懸賞で
ママンがハワイ旅行を当てたことで
ハワイに行くことになったママン+妹二人がパスポートを作ると言うのでじゃあ俺も、と便乗して作ったのをとりに行きました。10時に起床して11時には家を出る。
バイクで行ったもののとめる場所が見つからない。
結局したくはないがこっそり中洲のほうへ止めて歩いていく。
その後映画館にむかうも同じくバイクを置くところが無い。
パチンコ屋マイアミがあったのでそこへとめて
義理で1000円使う。
義理完了!これで駐車料金でお願いします。

映画は12時30分からの上映で2時におわる。
勢いでつじあやののCD購入。
モスで軽く昼食。
本を読み1冊読み終えて2冊目にちょっと突入してから店を出る。
人の多さに酔いつつ地下街を駆使してバイクのところまで行く。
帰り道。途中で眠くなりバイクに乗ったまま危険な一瞬を感じる。
なにごともなく帰宅する。
CDをかけつつ笑うミカエルを読み返す。
1時間ほどママンと川原泉について語りあう。
飯のリクエストをきかれかなり具体的に
「マロニーをベースとした麺っぽい鍋。
具財は白菜、水菜、ねぎ、かしわ、にんじん、シメジ
だしは鶏がらと醤油で味付けして。
後はご飯が有ればたぶん満腹」といってみる。
結果そのんま作っていただきおいしくマロニーをすすっていました。
昨日の酒が抜け切れていないまま活動するも
なんとなく日は暮れて
あー、予定があるって素敵だ、と思った一日だった。
というよりか、まだ何かしらやると思うけど。

結局ビールは一人で家でも飲みます。
ただこの前一人飲みで記憶が飛んだことを思い出したため
節度を持って飲もうかとおもう。
昨日は昨日でけっこう飲んだし。
今日は今日で楽しかった。明日は多分映画「UDON」を見るだろう。今後の予定では「LOFT」「青春金属バット」と微妙な映画が残っています。
あーもう、一人で何かするってのが楽しすぎます。
でも、たまには誰かと複数で行くのもいいな。
この前はたしか3人でガンダム見に行ってそのまま文句があるからって酒をのんだな。議論が出来て楽しかったなぁ。
また誘うか・・・・。
異性ともいけよ俺とも思うがまあ、行きたくなったら誘うだろう。

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