遺書

2010年04月05日(月) 1930 ブラッカー

思考回路を行き交うのは言語
不自由な、人間という、体制

自分のことすらわからない
あなたのことなどしらないわ

私はあなたをどうしたいのか
あなたは私にどうしてほしいの?

噛み砕いて声にする

呟くような、囁くような
小さな小さな声と声

私の心と、貴方の心

怯えているのか、恐れているのか
どちらにせよ、どうしたって、
私たちは正しく、わかりあえない

間違って、間違って、わかったつもりで、愛しあうだけ
それでいいのだ
どうせ、どうしたって、わからないのだから、
わかったつもりで、

誤解しあうこと
その誤解が、正しいものだと、“わかりあうこと”
愛しあうこと


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