遺書

2004年07月10日(土) 消去【eliminate; erase.】

僕の存在が必要とされているわけでもない部屋で、
息が詰まりそうになったら、
消えてしまえ。

水の上に立てば沈んでいく、
沈んだ中で浮かぶ浮遊感。
ああ、ただ、このまま消えていければいいんだ。

僕のことが僕がわからないのはどういうことだろうか。
僕は一体何なんだろうか、何処から来て何処へ行くんだ。
それは僕にしかわからない。けれど、今の僕にはわからない。

僕は僕宛に慰める言葉を僕で言ってる、馬鹿馬鹿しいんだ。
けれど、こうすることで心が癒えるなら、僕はいいんだ。
殻に閉じこる。周りを否定し、そして周りからも否定される。

理由を作っているのは自分で、結局誰も悪くはない。
今すぐ殻を開放してもっと自分を他人にさらけ出せばいい。
考えとか何にもいらないすべてを消し去って、
笑って行けばいいんだ。

だけれども、それができない。
それをしない。僕は、一体なんなんだ。


 < 過去  INDEX  未来 >


MY DEAD BIRD [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加