今頃僕は君を呼んだ。 多分僕は、昔君のことが好きだったと思う。 手に余る愛を表現できなかった。
僕には翼があった、 君にはなかった。 僕には夢がなかった、 君にはあった。
お互いの足りないところを埋め合わせて。 交わりあって、ひとつになる。
溢れたモノは、忘れていった。
それを繰り返して、僕等は大人になったんだ。
僕は忘れてしまったモノをいまだに思い出せない、 君は其れを見つけて僕と決別したんだ。
今、どうかと聞かれればまた僕は交わる。 それでしかきっと表現できないんだ。 手に余る愛情をコントロールできないんだ。
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