荒野を歩き出して虚しい、何故だろう。 言えない何かが僕の上に重なってくる。 自分の上に乗ってくる世界に花束渡す奴はいない。
指で突いて割ろうとしたって世界は割れない。 つまらない行動だからやめて。なんて言われてない。 嫌われ者の僕だもの。僕が嫌いなのは世界。
生きるのに疲れたわけでない。 乗られるのに疲れたわけでもないとも言えない。 死のうと思ったことがないわけでもない。 けれど死んでカッコつけるより、生きてカッコ悪い方が絶対に良い。
だから今日も生きてる、人生は荒野。花畑を目指して。 世界と共に。
|