新しい夢を買った帰り道交差点では三輪車が走る。道路を渡れば携帯電話が鳴り出した。誰のだろう、僕のではない。気づいた人が幸せそうに歩いた、よかった。さっきの三輪車は過去を乗せて走った、文明社会に潰されてもなお走った。空を見れば、鳥なんか地に堕ちて、血に濡れて。帰り道には二三〇の夢を見つけたけれど。