遺書

2002年07月15日(月) 僕はロボット。

いつまでも眠り続けたかった。
だけど
そんなことは許されなかった。
仕方がなかった。
許されないのはわかっていたけど。
ああ。まだ眠いよ。
いつの日だっけ。
誰かが
24時間眠らさせてくれなかった日は。
いつの日だっけ。
やっと
眠りにつけた安息の日は。
昨日の今頃
また僕は起されたんだっけ。
仕方がなかった。
仕方がなかった。
僕は、人間に変わって
辛い事をやるロボットだから。
この心は機械。
この体は機械。
作ったのは人間。
僕は悲しい悲しい人間の奴隷。


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