遺書

2002年06月08日(土) 機械人間

僕の命がもう少しで散ると知った時
僕はまだ生きていたいと願った
僕はまだ君の側に居たいと願った
だから僕は方法を探した
一生懸命に探した
僕のためにね
君のためにはなるかはわからないけど
探したら見つかった
僕の体を機械にする
そうすれば僕は生きれる
そうらしい
僕は喜んで機械にしてもらった
機械にしてもらえた
だけれど
機械になった体に
熱などはなくて
僕の体は
凍りのように冷たくて
冷たくて
君の優しさ
君の温かさを
奪ってしまうようで
奪ってしまうようで
やっぱり僕は後悔していた
だから僕はやっぱり死ぬよ
よければ
君に抱かれて死んでもいいかな?


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