TWILIGHT DIARY
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| 2006年03月05日(日) |
映画「ローレライ」 うーん。。 |
レンタルで映画「ローレライ」を観る。
うーん、なんというか、見れば見るほど、とにかくつくづく残念(笑)な映画だ。 キャストは豪華(役所・柳葉・堤・石黒・妻夫木その他多数。)で演技部分は申し分なしの名演がどっさり。 したがって、映画は名作!になるはずなのだが、映画の本流を占めるその無理な設定に(どんな感じなのか予告で多少期待していたのだが)実際ついていけなかった。
敵から「ローレライ」と呼ばれる潜水艦の高度な技術の秘密は一人の超能力少女!
はぁ。。
これがもし、宮崎アニメとか押井アニメとか大友アニメ(それからえーっと。。浦沢コミックでもありだ。)だったら、誰も文句は言わないだろう。 そうでなければ、トムとスピルバーグの近未来映画とかベッソン(「フィフス・エレメンツ」とか)ならもちろん大ありの設定だ。
でも一応この「ローレライ」は、CG部分は多いが実写の映画。 それに、時代設定が第二次世界大戦も終わり頃、広島・長崎の話も出てくるので、すっかり戦争映画だと思って見始めてしまう為、戦争映画にはありえないSF展開についていけないのだ。
例えば、「この映画はSF映画で、出てくる戦争は未来戦争です」と言ってくれた方が、見る方も納得出来る。
それとも、ずっとリアルな戦争映画調で物語を進めておいて、潜水艦の深部に何故か存在する謎の少女の能力をずっと我慢して最後の最後でやっと明かしてくれたなら、反対にその大どんでん返しに感動できたかも知れない。
今さら私が考えてもしょうがないのだが、とにかくもったいない。 ほんと残念な映画なのであった。。
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