TWILIGHT DIARY
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| 2005年03月23日(水) |
四次元のラビリンス〜琉球の道 |
さて昨日、沖縄から帰って来た。
本島の気温は20℃前後。初夏のようなお天気で過ごしやすかった。 きっぱんという伝統菓子(大徳寺でも使われるそう)のお店の奥さんは「お日様が出ないので寒い」とおっしゃっていたが、マイナス気温に慣れている北国人にとっては暑すぎないし、ちょうどぬるくていい感じ。
毎日午前中からてくてく散歩。
南国ならではのガジュマルの木を横目に石畳の道を歩いているうちに、どうも地図からはずれたなぁと思ったら、地元の小学生たちが「全員野球」と書かれたTシャツを着て、バラバラに走って来たり(みんなくたくたなのだ)、猫のお昼寝やお散歩に出くわしたり、重厚な門構えのお家を発見したり。 そうかと思えば泡盛の蔵元が出現したりと楽しい散歩。
そんなふうに迷ったはずなのに、そんなに時間も経たず、いつの間にかまた元の場所に戻るので、誰が考えたのか四次元のラビリンスのような不思議な道空間。
帰りの空港に向かうタクシーの運転手さんの「ここは日本であって日本じゃないんです。琉球なんです」という言葉が妙に心に残った。
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