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2004年10月10日(日) 映画「モンスター」に思う。。

シャーリーズ・セロンがオスカーを獲得した映画「モンスター」を見てきた。

映画自体はR15指定で、R指定のアカデミー賞受賞映画といえば、黒人女性(この表現も今ではどうかと思う)では初めてのアカデミー主演女優賞を受賞したハル・ベリーの映画「チョコレート」がR18だったように記憶しているが、確かに、二作共「子供」に見せようとは思わない。大人の為の映画だ。

MONSTER。
異常な連続殺人犯や猟奇的事件などの極悪犯の事をモンスターというそうだ。
実際、映画のモデルとなった連続殺人犯アイリーンは逮捕後モンスターと恐れられたそうだが、見終わった後に、果たして彼女をモンスターと括って良いのだろうか?という思いが湧きあがってくる。

こうなる前にどうにかならなかったのか?とは誰しもが思うかも知れないが、
一見、正義の名のもとに人々の平和な生活が営まれているかのような現代社会は、裏を返せば矛盾だらけで、人々は誰しもが平等で幸福な生活を営む権利があると言われるその裏側には、様々な偏見や弱い者への悪意などで満ち溢れ、社会からドロップアウトし二度と暗闇の世界から抜け出すことの出来ない人々は、世の中にたくさん存在しているのではないのだろうか。

社会のひずみが生んだ犯罪とは簡単に言えない、どうにも表現できないくらいに悲惨な果てしもなく哀しい一人の女性の物語だった。






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izumi [HOMEPAGE]

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