TWILIGHT DIARY
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music,art,book,food,fashion,and nature etc.etc...
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今日は文化の日で祭日だが、明日が祖父の33回忌でもあり、霊堂へ。 親類縁者の高齢化と共に、皆、身体の調子がどこかここか悪いこともあり、 最低限とりあえず出歩ける健康な者たち(笑)で、お参りだけを済ませてきた。
祖父の思い出はたくさんあるが(子供の頃、日中はほとんど一緒に過ごしていた)、植物園に行きたいと言えばすぐに連れて行ってくれて、蝉の抜け殻などを見つけては、夢中になって他愛もないスケッチなどをしているのを、黙って横で何時間も待っていてくれたものである。
たまに鉱山技師として行っていたフィリッピンの話をにこにこしながら話したりすることがあり、 もしかしたら彼の人生の中で、その時代が一番輝かしい思い出だったのかも知れない。
命日毎に、思い出すことが一つでもあるというのは故人の供養にもなるし、 もし思い出がひとかけらもなかったとしたら、何の為の供養だろう。
だが、こうして霊堂などに行き、 たくさんの見も知らぬお仏壇の中の遺影を目にする時、 たとえ、その方の事を全く知らなかったにしても、 生前は色々とあったでしょうが今は安らかにお眠りくださいと、 やはり心の底から、願うのである。
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