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最後に心から愛した あなたへと この想い 届かぬままで 2005年09月17日(土)

敬老の日が近いということで

うちにおじいちゃんがいて
ばあちゃんは僕が小学校1年の時に亡くなっちゃって
当時、なんでばあちゃんが入院していたか
とか覚えてはいないんだけど
夜中に叩き起こされて病院に行った記憶があって
うちのおじいちゃんはトラックの運転手だったから
家にいないほうが多くて、その時もいなくて
朝、飛行機で疲れきった顔で帰ってきて
おばあちゃんを見て泣き崩れていた。
そしてしばらくの間じいちゃんはとても寂しい背中を
していたような記憶がある。
ぼくはおじいちゃん、おばあちゃん子だったけど
それでも死んじゃうってことがどれだけ悲しいとか
あんまりよくわからなかった当時。

そして、13回忌で実家に帰った時
それとなく聴いてみたんだ。
ばあちゃんが亡くなって13年もたつけどどう?って
そしたらじいちゃんは言ったよ。

じいちゃんは当時ほとんど家にいなくて
ばあちゃんには寂しい想いをさせたと思うけど
それでも家に帰って来たらお風呂わかしてくれて
どんな遅い時間でもご飯を作ってくれて
お酒の相手までしてくれて、出かけるときには弁当作ってくれて
あんなに素晴らしい女性はいない。って笑って。


ぼくはなんか素敵だなとか悲しいなとかよくわからなくなって
泣いたんだ。



おまんこ(真面目にはなれないんだ。僕は。)



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