■ゲロッチャ !!■
DiaryINDEXpastwill


2003年02月10日(月) ◆夜のドライブ

昨日は義父母の家へ行きました。
帰り
小一時間
私が運転。夜のドライブ。

王子も赤様もパパ吉も寝てて
狭い空間。私ひとり。
そんな感覚。

ふと
好きだった アノ感覚が蘇ってきました。


深夜の首都高。
左手に川を挟んで東京の夜景。
無数のネオンの集まりは
それが個々でなく
ヒトツの存在に思えて
あの下にヒトが居る居ない、そーじゃなくて
都市が それ自体が意識を持ってる気がスル
ひとまとまり。

自分の存在もあるのか無いのか
うねる道路
等間隔に並ぶアカリ
闇に浮かんで走る車
チカチカ瞬くビルの航空障害灯





ドキドキしてきて
不思議で嬉しくて
この感覚はなんなんだろう

航空障害灯を見ると
フワリ 浮き足立つ。心。
湾岸とか
工場地帯とか。
どこか知らない世界みたい


あの感覚と同じ かな
舞台を観る前の緊張感
アッチは私と関係なく物語が始まる
客伝が落ちると
私はいなくなって、舞台だけがある
舞台の上の世界だけが 在る。
私はいない
私はいない
存在しない
あるのは意識だけ

あと
私が舞台にあがってスポットライトを浴びている時
客席は暗くて見えない
誰もいない
私だけ
私だけが世界に存在している




・・・・
やはり
なんだかんだ
一人でいる時間を愛でてる のね。あたしは
ヒトが居ない世界を望んでる面もあって
あ。かえせば、私が居ない世界でもあるかな




ひとりで居る時間は
じぶんを思いっきり愛することが出来るの かも。





みつる |MAIL