私たちが出会った団体の その公演が終われば、彼女とは 何もなくさよならだった。
でも、彼女はとてもいい人だったので 私の友人がいたく気に入って 次の自分らの公演に勧誘したのだ。
彼女はいきなりなそのオファーにびっくりしつつも 参加を決めてくれた。
だから、私たちはまた再会することができた。 そして練習の為の多くの時間をすごす事になった。
私にとって、知り合い以上友達未満だった彼女は 練習や打ち合わせを繰り返す内に、 だんだんと素を垣間見て 以外にいい人だけじゃない!?? と思わせ、私にとってはすごく居心地のいい人になった。
でもそれだけじゃなく 彼女はすごくすごく魅力的な人だったから 話したり、メールしたりがすごく楽しかった。 パソコンが壊れてそのころのメールがなくなっちゃたのだけど かなりな量のメールをやり取りしていたと思う。 お馬鹿なメールを山ほど。
友達として、すごく楽しい時期だった。
別に好きとかそういう感情なく、 でも恋愛の始まりの時みたいな、 話すだけで楽しくてっていう感じ。
こっちの一生懸命をストレートに受け止めて返してくれる、 そういう彼女の姿勢がとても心地よかった時。
あのまま、何も無かったら、そのまま、仲の良い親友になれて、 それで終わってたと思う。 あの一週間がなかったら。
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