くるくるくろりくくろにくる
いんでっくす|ふるいの
ようやく、ID思い出したよwwwwwwwww
やれやれ
明けていく夜を背中に感じ、薄いバーボンソーダを啜る。 ここいらじゃ、あのバーほど俺の口に合ったバーボンソーダを作ってくれるバーテンは存在しないんだなと思う気持を舌の上で転がしながら忌々しく飲み込む。 あまりにも白けた店内に気分は昂揚するわけも無く、酔いよりも疲労感が身体を駆け巡る。
『まったくなんて夜だったんだ…』
などと、なんちゃって探偵小説みたいだが、まぁ、久しぶりに朝まで飲み続けたって話ですわ。
病み上がりに…(病み上がりだからか?)
しかし、そんな夜(朝?)だからこそ、思っても見なかった己の意志に気が付いたりする。 自分の中に10年近く転がっていた『正論』を始めて口にしてみたりする。
結局のところ、どんなに頭の中で理論を構築し、画面に向かって文字を羅列しようとも、掃き溜めみたいな酒場で煙草咥えて酒を呷っている瞬間に気付く真理ってのがあるってことだな。
微熱がとれず会社を休む。
昨日死ぬ気で仕上げた報告書の元ととなった集計データ(集計しやがったのはアホな○○部)の集計方法に不備があった。至急報告書を再作成してくれんか。え?誰も出来ない?嘘だろ!?ってことで会社は軽くパニックになっていると連絡。
『間違ったデータ引っ張ったやつが責任もてばいいんじゃねーすか?』
と、かましてやりたいが、咳が出て嫌味を言う気力も無い。
データをまとめて個人アドレスに投げさせ、医者に行きたいなぁとボーっと思いながら片付ける。
午前中はそんなこんなでつぶれてしまい、昼食後改めて診察カードを出し見れば、午後から休診だったと思いしらさらる。
仕方が無いので医者に行くつもりで出掛け、電気代とかガス代とか家賃とか払ってみる。
金が尽きたので銀行へも行く。
そこで雨が降り出す。 数分でずいぶんと本気をだしやがる。
もっとも、こっちとらもうすでに風邪ひいているわけだからどうでもいいや…的な気分で特に急いだりしない。が、カバンの中味が濡れるのは嫌なので、スーパーに入る。
洗剤・シャンプー・缶詰・水など病体に何故か重いものを持たせようとする一人S/M気質の悪いところが露呈したような買い物っぷりに呆れる。
荷物を上手い事まとめ、鞄をスーパーの袋に入れる。
家まで5分足らずなのだが、雨が目に入るほどしっかり降っていて上手く歩けない。
なんだか初めて日記らしいものを書いた気がする。
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