甘い秘密

2007年01月24日(水) 掻き混ぜられて

ごつごつしたA氏の指が
潤う前の性器にズブリと挿入される
『濡れてからにしてください』
『生意気言うんじゃない』
彼は乾いた性器を虐めるのがお好きのようだ

二本の指先がくちゅくちゅと奥を刺激する
腰の後ろの辺りから子宮に向って
気持ち良い波が押し寄せる

それは私の声が裏返るまで続けられ
張り詰めた糸が切れるように
何か栓のようなモノが体内で外れ
一瞬にして大洪水にみまわれる

指の動きが激しくなるにつれ
じゅぷじゅぷと水々しくイヤラシイ音がする
あまりの快楽に全身が硬直し
一度開かれた秘密の蛇口は
呆れる程に大量の体液を放出する

潮を吹くとは上手く表現されたもので
その名の通りベッドをびちょびちょにし
温かい水溜りが生々しく広がる

腕を休める事なくA氏が問う

『俺の玩具になりたいんだろ』
私は彼に答えない

『玩具にして欲しいんだろ』
決してそんなことはない

『こんな簡単に操られるくせに』
あぁ、身体が逆らうことを知らない

『また漏らすんだろ』
予告通りお漏らししてしまう

立て続けに三度程絶頂を向え
内腿に手形が付くほど平手をくらいながら
それでも無意味な抵抗を続ける

繰り返し何度も痺れるくらいに叩かれる

『玩具にしてくださいって言えよ』
詰め寄られ追い詰められてゆく

『俺の玩具になりたいんだろ』
初めて首を縦にふる

『じゃあそう言えよ』
勝ち誇った顔で彼が言う

『・・・にして・・ください』
乳首に歯型がつけられる

『それじゃ聞こえないだろ』
奥歯でギリギリと噛み付かれる

『玩具にしてください』

『私を玩具にしてください』

『あぁ・・・好きにしてください』

『私はもうあなたの玩具だから』

眩暈がするほどの痛みと快楽を交互に与えられ
長い時間をかけて私は完全に彼の玩具になった






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