度々旅
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これが、タイミングというものなのかなぁ。数年ぶりに院生の頃の先輩から連絡あり。今度何人かで会うかもしれない。あたしが今抱えている個人的な問題というか、困ったことについて、この人たちになら結構簡単に言えるかもとなんとなく思ってしまった。それも、とても素直に。この事象を人生においてどう捉えるか。そんなことをあっさり語り合えそうだ。
サークルを共にした仲間との距離感とはちょっと違う。どちらも私が素直になれる相手には違いないのだけど。
サークルの仲間は、それぞれがお互いの部分であり、相手が何を考えているかなんて考える隙間がないほど、一体化してた。ある意味、勝手にお互いを解釈することを許し合い、それに関心を持つこともなかった。だって、私たちは一緒だから。
それに対し、研究室の人達は、他人同士であり孤独へ帰る前提で意見を交わすような関係だったきがする。だからこそ、達観して何かを語り合うにはちょうどいいのだろう。
と思うと、社会にでてから生々しいけど流れるような、あまり血肉ならない付き合いばかりだなと思ってしまった。それは、わたしが会社に距離を置いてるからか?仕事をするときに共に過ごせる相手と、プライベートのときは別なのか?とかとか。
とりあえず、正直に話せる相手と会えるのは嬉しいし、思うところを苦労せずに伝えることができる相手がいることがありがたい。
さて、元上司から、事情聴取したいと連絡をもらい。1パーセントの事実と、99パーセントの推測を伝えた。ま。たぶん100%これから起きることはあたってるに違いないんだけどね。
とにかく、みんな火のないところで煙を見た気分になり、放火してくのが好きだなと。
で。久しぶりにゆっくり話せたので、最近思ってること、今後のことなどを話し。さーて、これからどうするかなぁ。
仕事でとても素敵な人と会った。ドキュメンタリー番組の撮影で、場所を探して提供したのだけど、その番組のディレクターさんがとても魅力的だった。いや、完全に一目惚れな気分で、なんつう素敵な雰囲気なのだろう完全に恋してしまった。
で、きっと只者ではないのだろうと、帰ってきて何気無く名前を調べてみると、ジャーナリストとしてパレスチナとか結構あちこちに取材に行ってて銃で負傷までしてた。やはり只者ではなかったー。
そして、取材立会いで思った別のこと。やはり、どんな現場も男の人だよなぁということ。撮影前、部屋に入るにあたりスタッフのみなさんは、外で着替え出した。パンツになり。上半身裸になり。。。うちの会社の現場も基本的に女性はいない。だから、取材に行くと、お客さんに結構驚かれる。女性社員いたんだ!と。最初の頃は私もヘルメットかぶって高いところとか登って撮影したりしてたんだけど、最近は現場の人にカメラ渡して撮ってもらったりしてる。安全教育とか受けてないし、こけたりしたことあるし、なんか、無理しないでいいか。。。という気分で。
で、最初の話。その魅力的な人について。今日限りで会えなくなるのは寂しいなんて思ってしまったのだけど、果たしてこんな人になりたいな、なのか、こんな人と一緒にいたいな、なのか自分がわからんなとふと思った。
両方なのかもしれないけれど。いってみれば私の人生なんていつもそんなだったなと思ったり。男女とわず素敵な人と出会うと、影響されやすく。興味もってそっちにフラフラ、あっちにフラフラしてしまう。己がどこにあるんだか。で、飽きてしまう。
元上司に、飽きっぽいと言われたけれど、ほんとにそうだな。ひとつのことに情熱を傾けて進んでいける人を尊敬してしまう。永遠に地に足がつかず、何も身に付かず歳だけ重ねてしまった。というか、十年前からそんなこと思ってる。
つまり、結局私はなんだかんだいって、この状態が望ましいんだなと毎度思っていろいろ忘れていくのでした。
しかし、魅力的な人と出会うとやっぱり刺激になるな。頑張ろう。
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