ふくの毒吐き場

2011年04月26日(火) 一応状況を報告。

相馬市の叔父一家は全員無事。

しかし、家が津波でダメになってしまったので、福島市に越したとの事。

祖父母のお墓も流されてしまったが、先程お寺さんに問い合わせたら、しばらくかかるけれど元に戻します、と、逆にこちらが励まされてしまった。


しかし、故郷を流されてしまった喪失感がぬぐえない。

小さい頃に買い物に行った店も、遊んだ場所も、みんな無くなってしまった。

根なし草のような、どうしようもない寂しさで心がいっぱいになる。

現地に立った時、私はどうなるのだろう。

きっと、あたりはばからず、どうしようもなく泣いてしまうのだろう。



震災のニュースを見るたびに、涙があふれてくる。

でも、私が泣くわけにはいかないのだ。

もっと泣きたい思いを抱えながらも前に進まねばならない人達がたくさんいるのだ。

今の私に何ができるだろうか。

自問自答する日々である。



2011年03月14日(月) ワタシの故郷が・・・

福島の相馬市なんですが。


テレビでちらっと、叔父の家の近くの火力発電所が映ったので、はっ!!と画面にくぎ付けに。


・・・家が何にもない・・・


叔父一家とは誰とも連絡とれず、とりあえずできることとして、グーグルの安否確認サイトに登録。


別のスジからの情報が入ったが、やはりその一帯はやられてしまって、唯一の高台の場所も、そこですら家が流されてしまったとのこと。


常磐線の復旧の目途もたたない今、何もできないので、ただひたすら誰かからの連絡もしくは何らかの情報が入るのを待つのみのワタシ。


せめて、有意義に使ってもらおうと、先日確定申告して課税されることとなった所得税をこれから振り込みに行くところ。



2011年03月11日(金) 確定申告に来てみれば・・・

猫を留守番させて、税務署に確定申告しに来た。

普通の、いつもの申告なら、自宅で電子申告もできたのだが、今年はちと状況が違うので、相談しながらの申告。

一通り書類がまとまって、あとはパソコン入力するのみ。

自分で勝手にできるので、並んでいたけれど優先してもらえた。

入力し始めたら、何だかテーブルがグラグラする。

初めは自分がめまいでも起こしているのかと思ったが違う。

では、隣で入力しているこの男が貧乏ゆすりでもしているのか?と、ジロリと隣を見るも、それも違う。(失礼いたしました)

ではでは?

・・・と、テーブルから身体を離して立ってみると、足元が揺れている。

むむっ、地震だなあ・・・と思っていると、遠くから地鳴りが。

これって、とってもヤバい状況だよなあ・・・と思っていると揺れが激しくなって。

税務署内、それはもう大騒ぎ。

ただでさえ確定申告で普段以上の人が来ている税務署内。オバサンがたがキャーキャー騒ぐわ、上に乗っていたものがドカンと落ちるわ、プリンターが落ちそうになるわ、パーテーションがぶっ倒れそうになるわで、まあそれはそれは大騒ぎ。パニックになる時ってこういう時だよなあ・・・と天井を見上げて、この天井は落ちそうにないな、大丈夫だなと判断。

激しい揺れが収まって、入力も済み、しょうがないから払ってやるかと、所得税の振り込み用紙を貰って外に出る。

歩いている時にも再び大きな余震。

またまた上を見ると、上には電線がたくさん。

うわっ、ここはヤバい!!電柱激しく揺れてるし!!

と、急いで広い通りに出ると、交差点の真ん中でしゃがみこんでいる人多数。

どこかの店で、ラジオかテレビの音声を大きく流しているところがあり、聞くと宮城で震度7とのこと。

震度7って何だそりゃ!?

駅に着くと、電車が止まってる。動く気配まったく無し。

たった2駅だけなんだけどなあ・・・そのうち動くかなあ・・・のんびりご飯でも食べて動くのを待とうかなあ・・・なんて呑気なことを考えていたけれど、けれどあの揺れ、きっとうちで留守番している猫はビビりまくっているかも・・・下手するとビビりまくって布団にジョジョジョ〜っとやらかしていないだろうか・・・

・・・と考えたら、早く帰る方法考えようと思い、まずはタクシー。

道はまっすぐ一本道なんだけれど・・・




・・・・全然来ない。税務署に行くときにはあんなにたくさんいたタクシーが全然いない。


だいぶ待ったけれどダメなので、次の手段として、バスの乗り継ぎを考えた。

バスに切り替え、それほど待たずにバスに乗れた。

乗り換えるバス停にはすぐ着いて、そこから家までのバス、始発なので座って乗れた。

乗れたのは良かったのだが・・・・

そこからが長かった・・・・

午後5時頃に乗って、家に着いたのは翌0時過ぎ。

幹線道路を走るバスだったので、道路が全く動かない。

外を見ると、ぞろぞろとたくさんの人たちが歩いている。

中にはヘルメットの集団も。

う〜ん、電車止まったままなんだな、と思う。

で、この幹線道路の異様な混雑ぶりから見て、首都高はおそらく通行止めなのだろう。

こんな時、ワンセグ付きの携帯ならいいのに・・・ケチな私はまだまだ使えると、未だ古い機種の携帯を使っている。

で、別の乗客のワンセグ携帯から情報を得るワタシ。

結構とんでもないことになっているらしい。


バスは止まったまま一向に進まない。

運転手さんも、「もう歩いたほうが早いですよ」と言う。

けれど、数日前から腰とひざを痛めて、接骨院通いをしているワタシはしぶとく乗ったまま。

ひとり減り、ふたり減り・・・

とうとうワタシの貸切パスとなってしまった。


終点に着き、急いで家に帰り、玄関を開けて猫の名を呼ぶと、猫が叫んでいる。

家の中は棚の上のものなどが散乱。テレビも動いていて、揺れのひどさがうかがえる。

猫は、積み上げていた段ボール箱が崩れたのがよほど怖かったのか、また積み直しても、そこを通る時は恐る恐るだった。

テレビをつけてみると、とんでもない状況となっていた。これはもう周知の通り。


余震が続くので、夜中じゅうテレビを見ていた。

猫はよほど地震で怖い思いをしたのだろう。余震が来るたびにビクビクして、いつもならもふ〜っとした丸顔なのだが、口の辺りがシュッとシャープになって、ブルブル震えていた。かわいそうなことをしてしまった。







2011年03月01日(火) さあ、吐くぞ吐くぞ。

今までのワタシはすべてリセット。

思うこといろいろ溜まってる。

かつての職場の馬鹿野郎ども、吐きまくるぞ。

覚悟しやがれ、糞ったれ共。

ついでに世の中の理不尽な物事にも毒吐いてやる。


それにしても、なんでこんなにくしゃみが止まらないんだ!?

あーっ!!馬鹿野郎!!


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