わわわんわん



物欲の砦:ころがりつづけるんだ

2004年06月29日(火)

旅行鞄をチェック。キャスター付きがやっぱり便利。

そうだよねー。ただし階段しかないところではまたたく間に厄介物。なんとかキャスター付きで使いやすい鞄はないものか。

なければ作ればいいのだ。


物欲の砦:手を離さないで

2004年06月27日(日)

主に「ハクバ ルフト・フォトランドTR カメラバッグM」にだいたいの荷物を詰めているので、ちょっと手狭になったこともあってちょこちょこカメラバッグを探してみたり。

がま口状に開くので見た目よりたくさん収納できるからこのバッグはかなり気に入ってる。ファスナーを閉じれば鍵もかかる(ファスナーのタブにダイアル鍵かなんか通すだけだが)。

鍵がかかる、というのがポイントだったりする。

気軽にスナップ撮りにでかけよーってなときのために「クランプラー 15Love」を使ってみたら、これがあんまり具合がよくない。上のかぶせるフタがメッセンジャーバッグほどには中身をがしっと押さえてくれないので、すぐ使いそうなものを上の方へてきとうに置いとくことができない。というか、置いとくと歩く振動で隙間から飛び出した。

肩掛けのベルトが新しいうちは固いのもヤなポイント。メッセンジャーバッグも二年ぐらい使ってやっと慣れてきたからこれはまあしょうがないか。

なので期待していた「さっと撮ってさっとしまえる」街歩きスナップ向けにはあんまりよろしくない。むしろきちんと収納して撮影地までしっかり運ぶほうが得意みたいだ。こちらの用途には申し分ない。側面のクッションがしっかりしているし、二気室になっている下側(レンズを横にして収納する)はフタを閉じると外ポケットがあるだけのように見えてすっきり。上側にカメラ入れて、中蓋をしっかり閉じると中身がぜんぜんぐらぐらしない。んで、きちんとたすきがけにして補助ベルトを締めると背中でがっちり固定される。さ、自転車に乗って出かけよう。

というわけでクランプラーはとにかく「持って」でかけることが前提なんだな。なので鍵がかからない。宿に置いとくわけにはいかない。どこまでも、どこまでもいっしょ。

どーせいっしょならリュックサックはどうだ。というわけでもないが、最近気になるのが「ミレー ESTAS PHOTO 28」。だいぶ前から小さいウエストポーチを酷使してきて結構こわれないのでこのメーカーはいいかも。と思っていたが、ふつーのリュックサックしか見たことがなかった。んで、お茶の水のスポーツ用品店集中地区をぷらぷらしていたときに見つけたのがこれ。おぉー、カメラバッグっぽい感じがしない。ふつーのリュックサックっぽい。背中や肩にあたるパッドがしっかりしているし、大きい割には背負いやすい(んでも店頭だから中は空、そりゃ軽い)。この値段でレインカバーまで付いてるのはいいなー。レインカバーって結構な値段がするし。

ずーっと持って歩くには大きすぎるんだけど。


物欲の砦:泳げるころには

2004年04月07日(水)

先週、書きかけのまま眠ってしまって、おまけにそのままシャットダウンしてしまったので書きかけの分もどこかに失われてしまったらしい。



久しぶりに都内で時間があったのでアシスト・オンに行って、また鞄をぐるぐる見てきたわけですが、さすがにクランプラーの旧モデルのメッセンジャーバッグはなくなってました。新しいデザインのものが夏ごろには入荷するらしいので、泳げるころにまた行ってみようかという感じです。

この「泳げるころには」というフレーズでピンとくる方がいまだにいるのかどうかわかりませんが。それでも、スラッシュ・ドットで今週のはじめに話題になってたときは、若干のリアクションが並んでいたので、まだ憶えている人もいるのでしょうか。








かつてニュートンという名のPDAがアップルから発売されていました。開発がストップしてからも延々、ユーザーに支えられて使われ続けている、PDAとして相当便利な器械です。その割には実際に使っている人をあまり見かけたことがないですね。

んで、かつて新宿にザ・ニュートン・ショップというPDA専門店もあったわけです。ほんの数年前のことながら、もうニュートンが過去の遺物になりつつあることに愕然としてしまうわけです。今でもアシスト・オンにはeMate(ニュートンの一機種)用のスタイラス・ペンが並んでいるので、壁のシミを見るたびに思い出す何かのように、ニュートンは帰ってこないんだろうなと感傷的になってしまいます。


iPodの動作がだんだんニュートンのメッセージ・パッドに似て来ているのは気のせいでしょうが、パームも見かけなくなってきたことですし、そろそろ再登場してもいいんぢゃないかと思ったりするわけです。もちろん、値段は下げて、というかよりリーズナブルな具合で。


物欲の砦:あっというまですって

2004年03月31日(水)

コニカミノルタの懸賞で500万円あったらどうする?という設問。





500万円かー。どうしよう。使い切れるかしら。

そんな心配はご無用。だって、ちょっと何か「まともに」最初からしようと思ったらちょうどぐらいの金額でしょ。



いわゆるブームは去ったけど、アウトドアライフしようなんて思ったとして。道具一式ゼロから揃えて、一年分の維持費を考えればいいのかな。キャンピングカーには足りないから、テントとコンロと折りたたみのチェアとかテーブルとかバーベキューセットとか、寝袋とか。家族四ー五人、ざっと用具を揃える。んで、一年間に10回ぐらい、遠くへキャンプしにでかけるとすれば、ガソリン代だの食費だの燃料だので、そこそこ達成。かな。



キャンプしたことないけど。






実際にはこんな、がばーっと揃えるわけではないし、お金かけないようにするんだろうけれど、何にしたところでひとつの趣味をいっきに、しかも贅沢に始めるとこんのぐらいの金額になるのかなーと思った。





この懸賞は、もちろんカメラメーカー主催なので、どちらかといえばカメラ揃えるとかそういう方向のほうがふさわしい気はする。キャンプ用具そろえて思い出の写真を撮るデジカメ、ディマージュにしてみました、てのもアリですかね。










あ、そっかー。高級デジカメと周辺機器揃えて、撮りたいようなシチュエーションのセッティングまでの値段。会心の一枚のコスト。




妙に納得してしまいました。




当たるまで、ああだこうだ夢を見ているのが一番楽しいんですね。きっと。


ディマージュの旧機種は借りて使うことがあるけど、確かにハイエンドの貫禄というか、余力があると思う。撮影条件が厳しいときにマニュアル撮影の対応幅が広いのと、これらの操作が独立ダイアルになっているので、コマンドを深海からお呼出しするような普及機とは操作性がまるで違う。こうした機能がデジカメらしくまとまっているところも、地味だけどもっと評価されてもよさそうな気がする。

ただねー、どうしても同等他社製の製品に目がいってしまう二点があって、それはストロボの接点の問題と、本体の繊細さ。特にストロボに専用の接点が使われていることで、外付けは専用品かスレイブでということになる。んで、スレイブだと、これがねー、マニュアルしかあんまりうまくゆかない。デジタルだからその場で確認すればいいというのが救いではあるなー。

本体の繊細さは、ほとんど見かけだけの問題かもしれない。あちこちに小さなボタンが付いていて、可動部が多いのって、何か不安。ぶちぶち付いてる方が好きなヒトもいるだろうから、これは単に好みだろうな。

X接点の変換コネクタとか出てないのかなー。




というわけで、今回のほんとの物欲対象はディマージュ様のX接点変換コネクタ。頭からぴーってストロボにつなげるやつ。私が持ってるスレイブユニットたんは時々反応しないのでちゃんと発光しなかったりするし。それか、専用ストロボでもいいや。

もし、この懸賞当たったら、真っ先にどっちかを買う。たぶん。


視聴核質:犬かわいー

2004年03月29日(月)

品川のIMAXシアターまで「イノセンス」観に行ってしまった。



大画面で見た方がいいぐらい作り込まれてる映像と、どこかのサイトで読んで、まあ、あそこは空いてるしポップコーンもおいしいので(映画館において最も重要)。





音響がいいと違いますねー。どがががーん、という重低音が響く!スクリーンも広い。大迫力!しかも空いてて快適。いいねー、あの映画館。劇場で観るんならIMAXシアターがだんぜんおすすめだと思う。アクションシーンの迫力が違うね。特にオープニングと、犬と、あとルクス・ソルスの近くでお祭りのシーン。これは凄かった。












最もアニメーションだったのは犬。ぱちぱち爪が床に当たる音だとか、重さがある動き。なんか犬飼ってる気になった。この犬のために全編があるかのようだ。









大画面が仇になったといいますか、さすがにCGのアラが「見えて」しまう。最初の5分で予算を使い切ったのではないか疑惑も浮かんでくるし、これはぐったりしながらノートPC抱えて見た方がしっくりくるかもしれない。







他にもっと言うべきことがあるような気もするが。ああ、映画の感想だ。えーと、お人形さんがきれいでした。内容は、あのべルレーヌの人形に尽きるだろう。写真でしか見た事ないけど、丸い腹が恐ろしく魅力的な。



いろいろ前評判を読んで、いろいろ高尚なことを考えないといけないのかと身構えてしまった。んでも、「使い古された感傷」とでも呼ぶ方がぴったりくるようなメロドラマなんぢゃないかと。意味ありげな言葉の羅列はP.K.ディックの最晩期のやつ、えーと、『聖なる侵入』ともひとつの、あんな感じを連想した。「なんかそんなような感じ」の積み重ね。




テンションが低いのは、主人公がおっさんである必然性をあんまり感じなかったから。心根がおっさんであるかどうかはともかく、別にサイボーグならあの見かけにこだわる必要ないじゃん。もちょっとマシなのにしようとか思わなかったんだろうか。設定する側がぢゃなくて、本人。オリジナルに近づける細工のほうがコスト高くなりそうだし。体積が大きくなれば仕込める装置も大きくなるから体格が良くなるのは、まあ納得してもいいけど、維持費かかりそうだし。姿形はあれじゃなくてもいいんではないかと、大きく疑問を持ってしまう設定だけに、なんだかなー。となると、性別もおっさんである必然性があんまり説得力がない。肉体を容器だというなら、従前からの容器に似せた形のものに納める必然性がどこにあるのか。

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