わわわんわん



物欲の砦:ねむいねむい

2004年01月07日(水)

布団のあげおろしによって浪費されるエネルギーを惜しむことにした。

それから、苅テけ布団のすきまから逃げる温かい空気も惜しい。







羽毛の寝袋、結構高いんだな、これが。化繊のわたがつまったやつは持っているのだが、なんとも寒さには頼りない。







暖房も節約して、いもむしのように暮らしてみたい。


曝せ、そのこころを

2004年01月05日(月)

悩めるこころの綴りを見ると、精神的露出狂、とか呼びたくなるがしかたがないのよ、ひとときも離れず共に過ごすは自分だけ。注意を逸らさずトイレにもつれてゆき、食事をとらせ、テレビや娯楽を与え、関心を寄せ続けている対象。


と、シムピープルをやってみて思った。あぁ、めんどくさい。



とたんになにをするのも嫌になる。動くのもめんどう。すると頭だけがなんとか残る。どうどうめぐりの考えが世界の全て。






さて、トイレにいこうかねー。


物欲の砦:てのひらのうえのせかい

2003年12月27日(土)

「長く使っていると飽きますよね。」


販売員さんは話を合わせようとしてくれていたが、機械に飽きてカウンターに近寄ったわけではない。


約2年で、まず電池がへたる。表示が不安定になる。そんなこんなで修理か機種交換を考える。


そもそも、私は電話が大嫌いなのだ。苅テけるのもイヤ、受けるのもイヤ。固定電話もインターネット接続という目的が遺されていなければ持ちたくない。


何をしてるんだかわからない他人の時間に割り込むことも、ぼーっとしている自分の暇が違うことに使われることも、どうにも慣れない。


だから携帯電話なんて少しのメールと通話が出来れば十分なのだ。


あとは見た目だけなのだ。いつも持ってあるくのだから、見た目がすべてなのだ。見た目ぐらいしか気に入る要素はないんだ。






そして、見た目があのノキアの端末以上のものはいまだにない。












なんかマシなの出ますように。


物欲の砦:ミニマム・ミニマム

2003年11月30日(日)

開店一時間半前に着いてしまったから、お茶でも飲んで待とうかと地下鉄の階段を上ると三重に折り返した行列が伊東屋を超えてずらずら動いていた。

雨のなかを、日曜の朝からなんてヒマというか、いやAppleへのアイだよ愛、などなどいいわけやらなにやらでずらずら並ぶハヅカシミというのを噛み締めつつ開店を待った訳です。

噂の吉田鞄「PORTER」のiPodケースも二色とも店頭にあったし、webで扱われているものはほとんど実物が並んでいるという、なかなかどうして「やっぱり実物を見たい触れたい」というカタログだけでは満足できないこゝろをくすぐられるわけです。iPodケースなんて、結構値が張るものなのに、なんかプラスティックの袋に無造作に入った状態で通販用のタグ・シールが付いて、棚の隅に押し込められていたので、手には取ったものの最初はなんだかわかりませんでした。なんかベルトみたいなものだなと思って棚に戻したら若いあんちゃん達が嬌声を挙げて手に手に掴んでゆくでわありませんか。

店員さんにわざわざポーターのケースどこですかと尋ねる人が鈴生りということに気づいたときには棚はからっぽ。

うーん。

もっと見やすいところにうやうやしく掲げてくれないと、ああいうモノは。


おちゃれーなアップルさん、なのに商品の陳列はアキハバラ・テイスト。特に細かいものが多い4Fはちょっとがっかりな店構えでした。ヘッドフォンの実機がiPodと展示されていて試せるとか、とにかくデジカメでもなんでも実際にアップル製品と接続された状態で展示されていて、操作を試せるというのは、まったくいままでどうしてこういう売り場がなかったんだろうってぐらいステキなのに。周辺機器やパーツなんかも、もっとうやうやしく置いてくれていいと思ったんですが。


いや、それで、そんな店舗のことはともかく、またまたナイスな鞄に目がいってしまったわけであります。いったいいくつ鞄があれば足りるんだという突っ込みを自分にしつつ、鞄の神様には前髪しかないから出会ったときが捕まえ時なのだと言い訳。壊れる前に次を確保。



ワンショルダーでA4ファイルがぎりぎり入る大きさのその鞄はワタもそこそこ入っていて、なによりiBookにぴったり。ケーブルとかマウスとか、あと手帳ぐらい入れて、iBookだけ持ってあちこち廻りながら作業をするなんていう夢にぴったり。

灰色の小さな鞄。メーカー名は忘れたけど。なんかiBookのある生活というかMac使ってますという充実感というか、そういうフワフワしたものが詰まってそうな鞄。とか、書いててとっても変だと思うが、きっと雨にあたったのと銀座にあたったんだろう。







鞄の中身のことはまた別のお話。


物欲の砦:根がポジティブだからね

2003年11月24日(月)

一眼レフのデジカメが欲しかったのは昨日のことのようだが、はやくも失速してむしろフィルムで撮ればいいじゃんいいぢゃん。そんな気になりかけている。そんでスライドで撮ってやっぱしこのほうがきれいだわ、としみじみするのだが、ここに新たな物欲の生じる隙間がある。

フィルムで撮ってしまったばっかりにスキャンしなくてはいけないものが増えてきたので、平置のスキャナに透過原稿ユニットが付いた機械を出してはきたものの、これが時間のかかることを思い出してうんざり。HDDの調子が悪くなったせいで古いファイルを整理したら、んまあ、数百のオーダーでフィルムからスキャンした画像データが出てきて、自分のこなした作業の膨大さ加減にこれまたうんざり。いったいこの作業をやってた当時、自分は何を考えておったのだろう。(注:業務でやっているわけでわありません)

80万画素のデジカメしか持っていなかったので、デジカメでなんとかしようという考えはさらさらなかったのは確かだ。んで、透過原稿ユニットが付いたスキャナにそこそこ満足していたのも確かだ。これで暗室に篭ったり焼き増し頼んでネガに切り込み入れられたり、高いダイレクトプリント頼まなくてもいいんだ!などと、おめでたい期待にあふれていたような気がする。

ところが、冷静になってみれば労多くして益少なし。作業時間というものを見落としていたことにイヤでも直面させられる。それと、どうも結果がおもわしくない。

こういうのを解決するには、もちろん新しいアイテムが必要になる。かくして物欲の矛先は「フィルムスキャナ」に向かうのであった。

しかもつい最近、新機種が出たらしいではありませんか。ニコンのやつ。いちばん安いのでいいです。枠に入れなくてもフィルムを呑み込んでくれるキカイが付いてるやつ。4000dpiですすーっと。あぁ、しかしそうなるとPCのほうの耐力が足りなくなるので、まとめてPCも。

物欲というか、妄想。

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