活字中毒のワタシの日記

2016年12月06日(火) 矢吹朋子『美人だけが知っている似合う服の原則』★★★★☆


矢吹朋子『美人だけが知っている似合う服の原則

「おしゃれに関する本を30冊読んだらおしゃれになれるのか?大科学実験」中。

【目次】
◆Section1 誰でも美人に見える 新・パーソナルカラー診断
◆Section2 やさしげ美人に見える「自分の色」を知る
◆Section3 「垢抜け美人」に見える色×似合わせ服の原則
◆Section4 新パーソナルカラーで作る 美肌小顔メイクの原則
◆Section5 好感度3割増 美人だけが知っているヘアカラーの原則
◆Section6 人間関係が思いどおりになる色の魔法

・この本のよかったところ
自己診断ができる
メイクや服のみならずメガネ、ネイル、にいたるまで細かくアドバイス
四タイプそれぞれシーン別の提案も具体的

・やってみようと思ったところ
お粉を使う
次のメガネ選びにカラーを考慮
ジャケットまたはトップスにチャコールブルーグレーを取り入れる
骨格診断(この本では触れられていない)の結果と合わせて自分の似合うを探す

「年齢を重ねたら必ず使って欲しいのが、“お粉”です。」(p109)

・いまいちなところ
骨格診断については情報なし。カラーでファッションを選ぶ(ただ見せ方のバリエーションが紹介されているので、見せたいタイプを選ぶ際は、そのページが参考になる)
も合わせた方が、より自分に似合う服を選べると思う

・どんな人に役立つか
似合う色がわからない人
似合う色を選べるようになり、もっと自分を輝かせたい人
パーソナルカラーの活かし方について学びたい人

心に残ったところ。

「あなたはいつも頑張っているのですから、もっと色を使って自分自身を彩り、心まで華やかな気分にさせてあげてください。また、きれいな色はご自分だけでなく、あなたをみているまわりの人の気持ちまで明るくしてくれるはずです。そしてあなたの笑顔はまわりの方を幸せな気分にさせ、もっともっと大きな幸せが必ず自分に戻ってきますから!」(p143)


矢吹朋子『美人だけが知っている似合う服の原則



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2016年12月05日(月) 中島聡『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』★★★☆☆


中島聡『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

認知資源という言葉を知ることができただけでも、この本を読んでよかった。

「心理学では、決断や意思決定をする際に減少する気力のようなものを『認知資源』という名前で呼んでいます。この言葉を使うと、つまり世界の偉人は、認知資源を経営や政治のために温存しているということになります。」(p78-79)

「私が仕事をするうえで最も大切だと考えている『あること』をきちんとこなせる人は100人に1人もいませんでした。
その『あること』とは、『常に締め切りを守ること』です。正確に言い換えれば、『常に締め切りを守れるような仕事の仕方をすること』です。」(p147)

至極ごもっとも。
時々喝!を入れてもらうのにこういう本はよいですね。
(実践してこそ!)

「仕事が終わらなくなる原因の9割は、締め切り間際の『ラストスパート』が原因です。」(p155)

「一言で言えば『時間に余裕があるときにこそ全力疾走で仕事し、締め切りが近づいたら流す』という働き方です。」(p157-158)

「最初の2日で仕事の8割を終わらせる」(p158)

「仕事の提出を前倒すのではありません。取り掛かりの時期をこそ前倒すのです。」(p159)

ロケットスタート仕事術のカスタマイズ方法。
「ポイントは
1大きな仕事は縦に切り分ける
2複数の仕事が並行するときは、1日を横に切り分ける
3それでもダメなら納期延長を申し出る」(p220)

「何かの実践のために知識が必要な場合、知識はやりながら覚えていくべきだということを言いたいのです。つまり、崖を飛び降りながら飛行機を組み立てていくのです。」(p227)

天職の見つけ方
「集中力を無理に引き出さなければいけない仕事をそもそもするな、ということです。」(p234)

「天職とは、『傍から見ると苦しそうだが、本人にとってはそのこと自体が喜びであり、いつまでもやっていたい仕事』のことです。」(p235)

「仕事は『頼まれなくても自分から喜んで残業するほど楽しい仕事か』どうかで選ぶべきなのです。」(p237)

「結局、人一人の人生にとって一番大切なのは、自分の好きなことをやるかどうか、やり続けることができるかどうかだ、というシンプルな答えにたどりついたのです。」(p264)

「やりぬく力」にも書いてあったこと。
好き、情熱を持てることかどうかが肝。

「自分が幸せになれる行動をしないと、人は幸せになれない。」(p264)

「新しい明日のための期限付きの努力であれば、今まで何事にも集中できなかったあなたも、集中して耐え抜けるはずです。」(p267)

期限を決める、というのもとても重要。

幸せになりたいなら、幸せになるのに役立つ行動を選択しなくちゃ、ということ。

中島聡『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか



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2016年12月04日(日) シェーン・スノウ『時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人』★★★★☆




うまくいく人、いかない人の違いがなるほど!な根拠で説明されていて、納得。

実際にやってみたわらしべ長者の話からわかったこと。

「この物々交換ゲームから、実に興味深い事実が浮かび上がる。人は『ハードルが低い』と感じた場合にだけ、積極的に関わろうとする」(p37)

カール・ウェイク博士の論文より。
「小さな成功を達成すると、次の小さな成功を呼び込む方向に動き出す」(p38)

あきらめないこと、やってみることが大切だということ。
また小さいことでも成功であれば、そこに意味を見いだすことも次に向けて効果的。

セカンドシティで若手コメディアンが短期間に育つ理由
「セカンドシティでは、この方法で『失敗』(どう見ても致命的な状態)を単なる『フィードバック』(改善に生かせる材料)に変えている。週に何百回もだ。」(p107)

「小さな失敗に正面から向き合うことで、深刻な失敗はなくなる。」(p108)

失敗をただの失敗や挫折とカウントするのではなく、深刻な失敗をなくすための、より大きな成功のための必要なプロセスだと考えること、実際にそうだということを意識することで、人は変われると思う。

ハーバード大学での調査結果から。
「要するに進歩である。どんなにわずかでも前進している手応えが重要なのだ。」
仕事上のちょっとした成果でも、大きな業績を上げたときと心理的な満足度はほとんど変わらないことが判明した。」(p185)

小さな進歩を着実に積み重ねること。
そこに喜びを見いだすこと。

ノイズをなくすことの重要性について。

ミネソタ大学のキャスリーン・ボーズ教授の実験で証明。
「小さな判断がいくつも重なると、その後の自制心がなくなることが判明したのだ。」(p212)
ノイズがあると
「明らかに忍耐力や自制心、さらには独創性まで枯渇しやすくなる」(p213)
一方で
「制約があるほうが独創性は発揮しやすい。(略)制約こそアイデア発揮の原動力なのだ。」(p214)
俳句がいい例。

良書でした!活かしたいな。

シェーン・スノウ『時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人



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