空が真っ青だと怖くない?
怖い、
夜が暗いと落ち着かないしさ
うん、
うっかり星なんて見えたら
ぞくぞくするよね
そうだね、
夜空には月だけでもう十分だ
空気が悪くて
スモッグでくすんだ灰かかった空
路上駐輪がいっぱいで
なあ、そういう大阪、好きだろう?
…ああ、好きだ、好きだよ、
そんな夜の会話
明後日はもう旅立つというのに
今日の朝、スーツケースはものの見事にからっぽだった。
荷物を詰める前は大きすぎるように見えたスーツケースが
実際服を入れてみると案外小さく見える。
海辺で夜のはじまりの空を見ても、
シロップたっぷりのチャイを飲んでも、
下界の光が星のように瞬く山の夜でも、
満たされることがない
ぱちぱちとはじけるような気持ちを
抱えっぱなしでいる
今年の夏は8/31で終わらない
南国に出向いて夏の延長戦をするから
*写真日記のリンク先が変わりました
*ライコネンが勝ってうれしい!
嵐の中
吐き出した熱情も
膨らんでいく虚しさも
ばうわう!旅行の準備が進まない…!
ロシアのテロや近付く台風にガタガタしながらも
友人と9月2日から旅行に行く予定です。
足は何とかそれまでには普通に歩けるくらいにはなりそうです。
よかった。
両足でちゃんと歩けるってやっぱりありがたい。
買い物に行くのも面倒くさくて
買いだめ→食っちゃ寝→オリンピック観戦→寝
という最悪の生活パターンに陥っていました。あぶない。
隣の部屋の友達(夜行性)も実家から帰ってきて
夏休みも半分過ぎたんだなあ、とちょっとしんみり。
でも高校の頃と違って今回は9月も休み!
存分に有効活用して楽しんできます。
| 2004年08月25日(水) |
スカーレットの罅割れ |
スカーレット
爪を割ったときの色を思い出す
足に包帯を巻いた人間や
松葉杖や白い杖、車椅子に
おおむね他人はやさしい
肺から空気が漏れるあの子には
しばしばきびしいクラクションが鳴る
足は靭帯損傷のようでした。
靭帯を痛めるようなことには全く心当たりが無くて
医者もわたしも首をかしげながらの治療でした。
しゅわしゅわしゅわしゅわと蝉の声が降っていた。
病院の待合室には大きな水槽が置いてあって
遠くからその中を
青や赤や黄色のカラフルな色の塊が横切っていくのが見える。
綺麗だな、と思っていた。
けれど近付いてみるとそれはただの映像で
しかも熱帯魚だと思っていたのは海月だった。
水槽の形をしたTV、海月を映したビデオ。
海月は嫌いだ。
眩暈を感じて外に出ると、
急に蝉の声が止んだ。
降るような蝉時雨など…なかった。
蝉の声だと思ったのはエアコンの空気が擦れる音だった。
テレビを点けっぱなしで寝てしまったようだ。
金メダルおめでとうございます、という声で目が覚め
はっと時計を見るとその針は午前三時少し前、
ちょうど魂の時刻に差し掛かるところだった。
昼間、
時折雨の降る憂鬱な天気に
痛みの引かない足を抱えたまま
わたしは連れ出されたのだった。
長い間、手に入れたいと切望していたものを買い、
滅多に食べることの出来ない豪華な料理を食べ、
山の中腹から木々の間を透かして夜の街を見た。
空気が揺らぐとその光がちらちらゆれ、
月光に照らされた波頭のようだと思った。
呼ぶ声が聞こえた。
わたしの中の一番深いところをたゆたう音の流れが
ざらざらと感情を擦って
静かに鼓動が高まっていった。