ゆーれい

僕は霊感とかなくて、
幽霊なんかビタイチ見ることはできないのだけど、
そういったものは死ぬほどに怖い。震えるほどに怖い。
寝る時に電気を消して眠れないほど怖がりだ。
明るくないと怖くて眠れない。

けれどもこの間、自称霊感少女と話した時のこと

「実は明るいほうが霊がよく見える」

なるほど。僕らはとんでもない勘違いをしていたのかもしれない。
そりゃあ普通に考えて、暗い場所より明るい場所のほうが何でも見やすいものだ。
真っ暗闇でリンゴは見えないが、明るい部屋ではリンゴは見える。
霊かて同じことかもしれない。
明るいほうが霊が見えやすい可能性が。

明るい部屋で寝て、
部屋の隅に着物を着た女性の霊がいたりしたら嫌なので、
今度からは真っ暗闇の部屋で寝ることにしようと思う。

でもやっぱり、暗いほうが怖い
2003年01月26日(日)

雪降る空に

今日も今日とて、社畜ヨロシクで真面目に仕事に勤しんでいました。
懸命に精一杯の力で仕事を。

ふと窓の外を見ると、空から白い雪がパラパラと。
なんとなく、雪が降ると心が弾む。

「雪だ雪だ!」

と大喜びで窓際に駆け寄り、歓声を上げていたのですが、
他の同僚どもは一切無視。
雪には関心がないご様子で、ただただ真面目にパソコンの画面に向かっておりました。この人たちは性根が腐ってる。

「おいおい、雪だよ、雪。感動しないのかい?」

と近くにいたヘルス好きの鈴木君、略してヘルスズキ君に問いかけたところ、

「雪なんて珍しくないじゃん、サボってないで仕事しろよ」

などという非常に冷めた言葉を賜りました。
それにいたくご立腹した僕は

「お前らは性根が腐ってる。雪に感動できないなんて腐ってる。お前らは心のデフレスパイラルだ」

などと訳の分からないセリフを喚いていました。
そんな言葉も届かぬ様子で、同僚どもは仕事に勤しんでました。

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何日か前に書いた、無礼なクソババア店員がいる売店に行きました。
レジに並ぶ際に、クソババアのレジしか空いてなかったので、
仕方なくそのレジへ

相変わらず「いらっしゃいませ」も言わないクソババア。
僕が買おうとする商品を手にしたその瞬間でした。

「あら、雪だわ」

店の入り口のガラス戸から見える雪に気がついた様子。

「雪だわ雪だわ、あらー積もるのかしら」

と客の僕そっちのけで入り口のほうへ。
僕はレジの前で待ちぼうけ。

「いやーん、積もったら帰れない」

と言いつつも雪が嬉しいのかクソババアは少しはしゃぎ気味。

どうでもいいから、早く僕のレジ処理をしろよと。
いい歳こいて雪なんかにはしゃいでるんじゃねえよと。
2003年01月24日(金)

空気のように

昨日の無理が災いしたのか、今朝は寝坊してしまいました。

8時間。

目が覚めると夕方でした。
うわーやっちゃったなー、という気持ち。

それでも平然と8時間遅刻で職場に行きましたところ、
皆さん何食わぬ顔で仕事をしておりました。

8時間遅刻し、尚且つネグセがバリバリの僕を見て

驚くでもなく
笑うでもなく
怒るでもなく

ただただ淡々と仕事をしていました。
君達には感情という名の宝石はないのかい?

とりあえず、僕は空気のような存在らしいです。
2003年01月23日(木)

ビジネスチャンス

仕事上の取引相手と会う時は緊張する。
特にそれが初対面の相手ともなると、ワンランク上の緊張が襲う。

仕事上の関係だけに及ばず、
人間の印象なんて、初対面で大抵の部分が決まってしまう。
ファーストインプレッションが大切だ。
それだけに、初めて対峙する相手には慎重に行きたいものだ。

それがビジネスの相手となると、さらに話が難しくなる。
初対面の場面で相手に弱みを見せてはいけない。
見せようものなら、アメリカ式のクールなビジネス哲学によって
徹底的に弱みに付け込まれてしまう。
私たちが思っている以上に世の中は、いやビジネスの世界は世知辛いのだ。

弱みを見せてはいけない。
強く出なくてはいけない。
こいつはデキルやつだなと思わせねばいけない。

さあ、今日のビジネス相手がやってきたぞ。
気合入れていかねば。

私「はじめまして、よろしく!」

相手「どうもよろしくおねがいします」

私「さっそくですが、このプロジェクトのですね・・」

相手「あ、チャック開いてますよ」

私「ほんとだ」

ある意味、一番弱い部分を見せつけてました
2003年01月22日(水)

ラジオショッピング

車を運転しながら、よくラジオを聴く。
僕はCDのように同じものがループするのは大嫌いなので、
いつも新鮮な情報のラジオを好んで聴く。

そんなラジオ番組の中で、
たまに放送されるのが「ラジオショッピング」
ラジオを通じて商品を紹介し、リスナーに買わせるというもの。
テレビならよくあるけど、ラジオでっていうのは珍しい。

その内容を聞いていると、

「今日の商品は、万能包丁です」
「見てください、この切れ味!」
「わー、すごいすごい!」

などと、ラジオなのに「切れ味を見ろ」などと無理難題をふっかけてくる。

他にも、「素晴らしい美しさの天然ダイヤネックレス」などが登場してくるので目が離せない。いや、耳が離せない。

そして、今日の通勤時に聴いたラジオショッピングの商品は

「青パパイヤダイエット」

ダイエット補助食品の販売らしいのだが、
なんとも怪しげなネーミング。まったく購買意欲をそそられない。

「この食品で、ホラ、こんなに痩せましたよ」

などと言われても、どれだけ痩せるのかもわからない。

「今大人気のダイエット食品なんですよ」

と言われても、本当に大人気なのか分からない。
それよりなにより「青パパイヤ」って何なのかわからない。

こういったラジオショッピングの商品というのは売れているのだろうか。
気になって仕方がない。
色々な意味で目が離せない。いや、耳が離せない。
2003年01月21日(火)

ドアの前

週末を利用して帰省。
束の間の家族団らんを楽しんだ後に、
またいつもの日常へと戻る。
悲しいかな、それが企業戦士の宿命。

日曜の深夜、数日ぶりにアパートへと帰ったところ
ドアの前に異様な張り紙が

「あなたの部屋から腐臭がします、なんとかしてください」

筆で達筆に書かれた張り紙。
貴様の部屋から腐臭がすると痛烈な批判。
たぶん隣の人間だと思うのだが・・・。

腐臭も何もしない我が部屋なのに、
むしろフローラルな我が部屋なのに、
どうしてこんな張り紙をされなきゃいけないのだろうか・・・。


もしかして、本当に腐臭がしていて、
自分の鼻が麻痺しているのかもしれない。
2003年01月20日(月)

ごめん

やる気がしない
2003年01月16日(木)

売店のおばちゃん

行きつけの売店に、無礼なクソババアがいる。

いらっしゃいませ
○○円お預かりします
○○円お返しします
ありがとうございました

このセリフを客に対して言えないクソババア。
さらには、お釣りを投げて寄越しやがる。
香水のスメルもキツイ。脳髄に届くばかりにキツイ。
客商売を舐めてるとしか思えない。

あまりにもそのババアが腹立たしいものだから、
僕はいつもそのババアに復讐をしている。

ババアがレジに立っているときは、
出すつもりの硬貨を生の尻に擦り当ててから出している。
僕のお尻に優しくタッチした硬貨を握るクソババア。
少しは僕の心を癒してくれる。なんだかスッキリする。

こういう復讐をしている僕は、救い様のないほど根暗なのだと思う。
さらには、
復讐のために店の棚に隠れてちょっと尻を出してる僕は、
救い様がないほどバカなのだと思う。
2003年01月15日(水)

千と千尋の神隠し

トンネルの向こうは、不思議の街でした。

で知られる千と千尋の神隠し。

かくいう僕は、電車乗って目が覚めると知らない街でした。

ということで、京浜東北線に乗って移動してたら、寝過ごしてしまい
知らない街で目が覚めました。西川口とかいう町。

とりあえず動転している気持ちを落ち着かせ、
意味不明に改札をくぐり、駅前の吉野家で牛丼を食べました。
それからしばらく街を徘徊。

あたりは真っ暗になっており、
西川口の風俗街のネオンが瞬いていました。

なんだか本当に、あの映画のワンシーンのように
怪しげなネオンの街を彷徨い歩いてました。

もう少しで僕も、名前を奪われて
風呂屋で働くことになっていたかもしれません
2003年01月14日(火)

赤髪

友人が髪を染めていた。
26歳にもなって派手な色に髪を染めていた。

「ビビッドに赤に染めてきたぜ!レッドだぜ!」

と得意げに語る彼は、明らかにアホだった。
俺の気持ちはレッドゾーンとも言っていた。
もう救いようがない。

別に、髪を染めたからアホだと言っているわけではない。
金だろうが銀だろうが赤だろうが好きに染めればいい。
外見で人を判断しないつもりだ。

でも、彼だけは違う。
彼は髪を赤に染めたつもりだったのだが、
上手に染まらなかったらしく
頭皮だけが赤に染まっていた。
髪は黒いまま。

頭皮だけ斑点のように赤く染まってる様は、
まるで変な病気の人みたいだ。
どこがビビッドなんだか。
そもそもビビッドってなんだ。
2003年01月13日(月)

Iremun2 / Ota.P

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