殺伐とした都市の電車に

都会の人間の無関心さには驚く。
ドライでクールな振る舞いが都会的だと思ってるのかどうか知らないが
さすがに酷すぎるのじゃないだろうか。
あまりに他人に対して無関心すぎだ。

今日、山手線に乗っていたときのこと
日曜の昼下がりの山手線。
乗客も少なく、時折差し込む陽だまりがなんとも心地よかった。

ふと、ドア付近を見ると、
一人のおっさんが壁に寄りかかって連れの女性と話をしていた。
楽しそうに笑顔で、身振り手振りで興奮気味に話していた。

鼻血を出しながら

いや、明らかにおかしいじゃない。
いい年こいたオッサンが鼻から筋のように血を出しているんだよ。
何事もなかったかのように談笑してるんだよ。

鼻血でてますよ

ぐらい周りの乗客が指摘してあげるべきではないだろうか。

それよりなにより、その鼻血紳士と談笑したいた女性。
アナタは最も指摘する義務があると思います。
気が付かないとか考えられないから。

都会の人間は他人に無関心すぎる。
鼻血ぐらい教えてあげればいいのに。

それよりなにより、僕も指摘してあげればよかったのに。
それよりなにより、オッサンも自分で鼻血ぐらい気付くべきだ。
2003年01月12日(日)

分類センス

普段はあまり行かないビデオ屋にフラリと行ってみた。
もちろん一直線にエロビデオコーナー。

見ると、お気に入りのAV女優の出演作品が

「特選!巨乳ものコーナー」

に分類されていた。

その女優は巨乳というよりは美乳。
形の良い張りのある乳なのだ。
決して巨乳ではない。決して巨乳コーナーに分類してはいけない。
許せない。

店長でも呼びつけて叱りたい気分だった。
2003年01月11日(土)

マイナス

霜柱がバキバキと形成されるほどに寒い朝。
私が住んでいる地方の朝の気温は氷点下4.5℃。
信じられない寒さ。

こんな日は家で暖かいココアでも飲みながら、
ワイドショーをはしごし、
日がなコタツの中で過ごしたいものだが、
そうもいかない社会人の悲しさよ。

というわけで渋々と出勤の準備をし、
極寒の大地へと旅立ちました。

出勤途中の車の中、
何気なくカーラジオを聞いておりますと、
ラジオの向こうのアナウンサーがこう言います

「今日の○○地方は最低気温は氷点下マイナス4.5℃。寒いですねー」

これを聞いて漠然とした違和感がぬぐえなかった。

「氷点下」−気温が0℃以下
「マイナス」−気温が0℃以下

同じ意味合いの言葉が二つ連続して現れている。
つまりは「氷点下マイナス4.5℃」は「マイナスマイナス4.5℃」
ということになる。

「--4.5℃」マイナスが打ち消しあって「4.5℃」

なんだ、けっこう温暖じゃないか。

いつもの交差点を、左にハンドルを切りながら訳の分からないツッコミをラジオに向かって呟いていた。

中学のときの数学で、マイナスの概念を教えてもらった時、

「○○君はマイナス格好いいよね」

などというトンチめいたセリフが大流行したが、
ちょっとそれを思い出してしまった。

それにしても今日はマイナスマイナス寒いね。
2003年01月10日(金)

上司

上司の髪型が、七三分けから八二分けにマイナーチェンジされていた。
いったい彼に何があったのか。
2003年01月09日(木)

携帯電話

僕はダメな人間です。
救いようのない人間です。

分かっていても携帯電話を壊す癖が抜けません。
使っている携帯電話、6ヶ月と持ちません。
すぐにボロボロに朽ち果て、見るも無残な状態になります。

落として壊すなんて当たり前。
トイレに落として、なおかつ水洗いして亡き者にしたり、
キャンプファイヤーの火の中に落としたこともありました。
折りたたみタイプのものを、逆に折りたたんだことも。

僕はダメな人間です。
救いようのない人間です。

今度こそは壊してなるものかと購入した、
初めてのカメラ付携帯。
今度こそは大事にすると心に誓ったのに
一日で壊れました。

カラオケボックスで落として、そのまま通話不能状態に。

僕はダメな人間です。
救いようのない人間です。

さすがに一日で壊れるのはあんまりなので、
DoCoMoに持っていったところ、
保証期間ということで、無料で同じに機種に交換してくれました。

ありがとう。
今度こそは大切にするよ。僕の携帯。

その証拠に、今度は最初についている保護シールを剥がさない。
いつまでもいつまでもシールをつけておく。
しばらくたって、シールが限界に達してから剥がす快楽。
真新しい綺麗な画面が登場。
なんて快感。絶対に剥がさない。大切にするぞ。

しばらくすると、シールがベロベロになってきた。
気泡のようなものがシールと画面の間に入り、
そろそろ限界が近いとわかる。
今こそ剥ぐべき時かもしれない。

その前に、折角のカメラ付携帯。
この保護シールの惨状を映像に留めておこう。
僕はここまで頑張って大切にしたよって映像に残しておこう。

早速、携帯のカメラで保護シールのついた画面を撮影しようとする。
そこで考えもしないパラドックスに。

携帯カメラは本体の裏。
保護シールは本体の表。

どう頑張っても撮影できない。

まるで、未知の道具を与えられたチンパンジーのように
裏にしてみたり表にしてみたり頑張るのだが、
やっぱり撮影できない。

無性に腹が立った僕は、携帯電話を投げつけた。
もう知らない。

やば、今ので壊れたかも。

僕はダメな人間です。
救いようのない人間です。
2003年01月08日(水)

歯磨き

昼食後、職場のトイレにて歯を磨いている輩がいた。
持参のマイハブラシにて、ゴシゴシと熱心に歯磨き。トイレで。
昼ごはんを食べた後の歯の汚れにも我慢ならず
ゴシゴシと歯を磨く様は圧巻であった。トイレで。

「熱心だね、毎食後歯磨きかい?それほど熱心なら虫歯なんてないだろ?」

と小便を終えて手を洗っていた僕が言う。
すると歯磨き小僧はこう答えた。

「いや、虫歯だらけっすよ。歯が痛いから歯を磨いてるんです」

なんということだろうか。
歯磨きは虫歯を予防するためにするものだと認識していたのだが
痛くなったから歯を磨くとは。
泥棒されてからセコムに入るようなものではないだろうか。
いまさら手遅れのような気が。

歯痛に苦しむ彼の苦痛が、歯磨きでどれだけ救われるかわからないが
なんだかちょっとやるせない気持ちになった。

それよりなにより、昨日の日記で
「コンビニは僕らの生活の基軸だからコンビニ話が多い」
と書いたけど、どちらかといえばトイレネタの方が多いことに気がついた。

トイレが生活の基軸か。
そっちのほうが歯痛後の歯磨きより問題だ

2003年01月07日(火)

コンビニ

どうにも自分の日記は、コンビニの話ばかりが集中するようで、
情けないやら誇らしいやらよくわからない気持ちになるものだ。
それでもやっぱり、独身男性の生活の基軸はコンビニなわけだから
おのずとコンビニの話ばかりになるのも仕方がない。

先日、近所のコンビニでお弁当を買った。
あまりそそられるお弁当ではなかったが、何とか妥協してレジへ。
そこで店員が言う

「お弁当のほう、どうしますか?」

こんなセリフ初めてだ。「温めますか?」なら何度もあるのだが
「どうしますか?」は初めてだ。まさに未体験ゾーン。

もしかしたら、お弁当は「温める」以外にも通にしか分からない処理方法があるのかもしれない。

「冷やす」
「捨てる」
「恵まれない子供に寄付する」

僕らが思っている以上にコンビニの弁当は何でもありなのかもしれない。

「お弁当のほう、どうしますか?」

「貴様が食え、わらわの奢りじゃ」

とでも言ったら、店員はその場で食べるのだろうか。
すごく興味が集中するところなのだが、
気の弱い僕はやっぱり

「あ、温めでお願いします」

と普通に言うことしかできなかった。次回こそは「貴様が食え」と言ってみようと思う。勇気を出して。

2003年01月06日(月)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

お正月はパチンコに熱中していまして日記をお休みさせていただきましたが、これからも精一杯書いていくつもりですのでよろしくお願いします。

とりあえず新年の挨拶でした。
2003年01月05日(日)

プレゼント

彼女に携帯灰皿をもらった。
首からぶら下げるタイプの灰皿。

でも携帯灰皿ってのは何となくおかしな品物だ。
携帯灰皿を使う場面というのは、
タバコを吸うべきではない場所で吸う場合のみ使うような気がする。
タバコを吸ってよい場所にはナチュラルに灰皿が設置されてるものだ。

携帯灰皿を持ってるとマナーが良さげな人に思われがちだが、
実は灰皿のない場所でも吸っちゃうぜ、
とマナーの悪い人なのかもしれない。
なんとなく矛盾を感じる。

それはそうと彼女に貰った携帯灰皿。
嬉しくていつも首からぶら下げているのだが、
汚すのが悪い気がして灰皿として使えない。
タバコを消したら汚れてしまうじゃない。
使えないよ。

うん、なんとなく矛盾を感じる。
2002年12月28日(土)

靴下の異常

本人にとってはいつものことなのに、
他人とっては異常なことってのがある。

本人はごく当たり前で普通のつもりなのに
それに気づいた他人は鬼の首取ったかのように得意げに指摘する。

今日、職場にて同僚に指摘された。

「あ、靴下の色が左右違いますよ」

そんなの僕にとって当たり前なのに。
むしろ、左右の靴下が同じ色であることのほうが異常だ。
今まで気がつかなかったのだろうか。

僕のとっては普通でも、彼にとっては異常だったのだ。
よくよく考えると、靴下自体が異常だ。
位置的には靴の上にはくべきものだと思うのだが、
何故いn靴下と言うのだろうか。

もしかしたら、靴底の下にはくのが正当な靴下なのかもしれない。
僕ら全員が異常な靴下のはき方をしているのかも。

どうでもいいが、どこかに左右が対に連なった靴下がないものだろうか。
2002年12月27日(金)

Iremun2 / Ota.P

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