超雑務係まんの日記
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行き先の方向が同じだったので、カワちゃんを車に乗せてやる。 カワちゃんは僕とは違う部署で、小冊子の制作を担当している。 発売ペースは月刊。特集から広告から、まぁ誌面全体をほぼ一人でやってる。 60ページ程度のものだけど,これを独力でやるのは僕でもキツイ。 頑張ってるなぁ、といつも感心する。
そんなカワちゃんは、社内で「宇宙人」と呼ばれている。 理由は不思議な人だからだ(笑) そんなカワちゃんと僕が話している会話は、 時に周囲で通じないこともあるらしい。。。(汗)
車内でカワちゃんが切り出す。 「組織の中の男と女って根本の感覚が違いますよね」
「んんん?また突然に難しいハナシだなぁ(笑) でも根本の感覚の違いって、例えば?」
「男はね、えっと組織の中のオスはね『アイツはオレの下、ヤツよりオレが上』 って、自分を中心に上下に配置するタテの感覚が強いんです。」
「ふんふん。女は?」
「メスはね、『アノ子もコノ子もみんな仲良し、ワタシもシアワセ』 って、自分を中心に他をほぼ同列に並べるヨコ感覚なんです。」
「それは組織の中で、っていう限定の話だよね。」 「そうです、そうです。でも日常でもそんな変わらないかも、です。」
「ふーん、でもそのタテ・ヨコ分析は面白いなぁ。 カワちゃん、この考えに至った過程は?」
「ハイ。オスは社会に認められたいって欲求がメスよりも強いですよね、きっと。 だから周囲に優劣をつけたがるのかなぁ、って。 メスはそういった意識がオスよりも希薄だから、言ってみれば水平な並び方が 安心するんだと思いました。」
「なるほど。明快だ。ってコトはカワちゃんもヨコ派なの?」 「うーーん、きっとそうだと思います。」 「あ、そうなんだ(ちょっと意外)。俺はどっちかな?」 「それはわかりません。」 「えっ?なんで?」
「だって、まんさんは本音を隠してる人だから。」 「はぁ?いっつもバリバリ本気じゃん、オレ!」 「本音と本気はチガいます。」 「ぐっ。。。そ、そだね。でも。。」
車が目的地に着いた。 ありがとうございました、とカワちゃんは車を降りる。
なぜか腑に落ちない気分だった。 タテヨコかぁ。。。
僕は僕の運転を続けなくてはいけない。 とりあえず南へ向かおう。 そこに答えらしきものが存在するかもしれないから。
「相談したいコトがあります。。。」 違う部署のエリが深刻だった。
「ナンダヨ?」 僕は下版前でかなりピリピリしていた。
エリは今、東京、埼玉、千葉、神奈川の関東圏及び 札幌をはじめとした道内で発売されるドライブガイド的な 数十万部の割と大きなムック本の媒体を手掛けている。
6月中旬発売なので、もうそろそろ締めである。 小樽、函館、定山渓、ニセコ等の主要な所はすべて終わってるという。
。。。が、しかし。 肝心の札幌を後回しにしてたらしい。 そして、企画上あるススキノのお店を取材したいという。 (実は第1回超突連札幌飲み会の場所だったりする)
どうも主旨はそこのお店に取材許可を取ってくれという事らしい。 「いいよ、段取りしてやるから」 心置きなく返事をした。
エリの様子がオカシイ。 「ん?どした?」
今日の夕方に取材しないと間に合わないんです。。。 モデル4人連れて、食べてる所を撮らなきゃなりません。。。 と、最初は冗談かと思った。
「きょ、今日かい!( ̄□ ̄;)!! 」 そ、それはムリだろう。。。すでに14:00を回っていた。
「タマちゃんは知ってるの?」 タマちゃんは、エリのボスである。 僕の3歳年上だけど、会社的には後輩で、でも立場的には向こうが上(汗) かなり仕事的には厳しい女性です。 エリは間違いなくこの人には逆らえない。 (僕は友達のように仲がヨイ)
「いや。。。知らないハズです」 そうだよなぁ、報告なんか出来ねぇよなぁ、こんな重大事。 だからこっちに相談に来たんだよな?
そっこー、僕は内線を掛ける。 「あ、タマちゃん?こっちにさー、ちょっと来れる?」 わざわざ呼びつけてやった。
エリの顔が引きつる。 すぐにタマちゃんが来た。 「まんさん、どしたの?ウチのエリが何かしたかしら?」
「あ、コイツね。今日の取材先に何のアポも許可もとってなくて、 下版間近だけど、どうしましょう?ってノン気なコト言ってるのさ」
「それは冗談を言ってるのかしら?」
「いや、俺も冗談だと思うんだけど、実際どうなのよ、エリ?」
エリは半ベソをかきながら、憎悪の目を僕に向けている。 というか、大粒の涙がもうこぼれ落ちそうだ。
「す、すみません。。。」
「ちょっと待って。エリ?本当なのこの話?」
真っ赤な顔をしてエリは鼻水を垂らしながらタマちゃんへ謝罪。
僕が言う。しかもかなりエラそうに。 「こんな直前になるまで隠してちゃぁ、ダメだ。 でも、言えない気持もわかるケドよぉ。 さっさとタマちゃんに相談しろって、なぁ?」
静かにうなだれる、エリ。 そして部下の監督不行届きを悔いるタマちゃん。
でも、タマちゃんは冷静だ。 「エリ?この物件の下版はいつ?」
「5/10です。。。」 「あさってじゃん!( ̄□ ̄;)!! 」(僕&タマちゃん)
「タマちゃん、とにかく今から俺がアタリをつけてみる。 でもきっと今からじゃムリな可能性が強い。 その場合を想定して、代替案を練ってくれないかな?俺も協力する」
「わかった、すぐに考えるわ。。。でも、まんさん、何とか頼むわ。。。お願い」 一度も僕に頭を下げた事のないタマちゃんが、僕にお願いごとをしてる。 ホラ、こっち来なさい!とエリが連れてかれた。
さぁ、困った。
まず僕がとった行動。。。。人と違ったのかもしれない。 時間のない中でのギリギリのファーストアプローチは。。。
(続く)
日中仕事で街を歩いていると、必ず知ってる人に逢う。
ええ、逢う人も仕事柄みの人。 確実と言って良いでしょう、毎日3人以上には逢います(汗) もう日課ですね。
後ろからヨコから、遠くから。 「あ、まんさん!まんさん!」 「はぅ!( ̄□ ̄;)!!いきなりビックリするじゃないですか!」
って、こういう時に限って、何だかしばらく逢ってない人が多く、 これをきっかけにまた急接近! というパターンが最近顕著。
だからボケヅラして歩いてられないっすよ、怖くて。 いつ声掛けられるか、わからないもんねぇ。。。
今日は朝イチで、しかも出勤途中の大通駅。 「あのぉ〜、まんさんですよね?」 昔、取材した事のある美容室のスタッフだった。 正直、僕は忘れてた^^;ごめんなさいm(__)m でも、すごいなぁ。1年くらい前なのに。
「髪、切った方がいいですね」 「うん、わかってる。。。」 だって切ってもらい人に、逢えないんだもん。。。
昼頃、4プラ前の交差点。 前方から、自転車に乗った大人が向かってくる。 「ああ!山鳥さん!」
先に気付いた僕から声を掛けた。 仲の良い飲食店のオーナーシェフ。 ススキノでメキシコ料理店をやっている。
「たまには遊びに来てよぉ」 「ハイ。。。」
ぜんぜん行けません、ごめんなさいm(__)m
夜の9時くらい。東急ハンズ近辺。 「お〜い!」
ハッ!として振り向くと、いた。 最近上昇中の美容系のオーナー。
「あ!お久しぶりっす!」と僕。 おおぅ、こっちもちょうど話を聞きたいなぁって思ってました。 今度ゆっくり話しましょうね、と別れ際。
オーナーが「この辺で、旨いトコある?」 『通』な人からのこの手の質問が一番困る。 僕も仕事柄けっこう知ってる方だとは思うけど、 この人たちの方が、動きが早かったりするから困る。 しかし、変な店を挙げるコトは出来ない。。。
「パルコ行きましたか?」 「いや、まだ。でも今日はいいや。だって旨くないんでしょ?」 「ええ(苦笑)。けど整ってるから、内装は勉強になりますよ」 「ん。。。でも今日はいいや」 「あ、そうすか。えっと、この辺だったらですねぇ。。。 『○○○○○』(←伏字大ッ嫌いです。でもコレは勘弁して)は僕好きですよ」 「あ〜、んじゃこれからソコ行ってみるわ〜」
さて。。。どうだったんだろ? 良い感想だったら、お店を公開しよう。
つーか、足が痛くて、歩くスピードがいつもの1/2だったりする。 花見でケリケリしすぎ? あの鬼ごっこか?
さぁ、連休も明けたし頑張らないとね。 「ふぁいと!」って言ってくれる人がいた時は、 朝から気合い入ってたんだけど、毎日。
アレルギーで貴金属とかつけられなくて。 若い頃は、ネックレスとかピアスとか指輪とか、 いろいろ試してはみたんですが、ぜんぶダメで。
でも、いろいろイヤな事が重なった時、 「これをしてなさい」って。 数珠をくれた人がいた。
その数珠はもう無くなってしまったけど、 未だに違うものを手首にしています。 (今のはお寺で頂いたキレイな赤い色のシンプルなやつ) もちろんアレルギー反応はない。不思議だ。 (チョーカーでも反応してたのに)
指輪も一つ持っている。 絶対無理だったハズなのに、今は何ともない。 他の指輪はきっとかぶれてくるのに。 仕事ではちょっと出来ないけれど、それ以外では身に付けてます。
「キモイー」って言われたりするけど、 自分もそう思う時があるし(笑) でも、外せないし。
これを外すために。。。 新しいのを買ってもらおうかな。 そしたら本当にサヨナラされても、ずっと側に。。。
ネットではもう書かないよ、って。 この前言ったばかりなのに。。。ウソツキじゃん。。。 自分に甘いのは僕の方かもだ。
駐車場に車を停めて、キックボードを出す。 目的地までキックボードをケリケリ。
超突連作戦会議の打合せ会場は野外だった。
小さな桜の木の下で。 ビニールシートの上にひろげられた。 おいなりさん、サンドイッチ、お菓子の数々、ビールたくさん。
某専務、ルドルフな偉い人、プーの戦略な人、ルドルフの部隊な人、 未成年2名(若い!)、そして僕。 ポッキーも連れてくればヨカッタのにねぇ。
ルドルフ一派のシリアさん&小シリアちゃん。 おいなりさんとサンドイッチをわざわざ作ってくれました。 美味しかった、旨かった。
僕もこんな家庭が欲しいなぁ。 (んん?オヤジ入ってるか???)
けっこう周りではキックボードが氾濫していて。 僕も乗りまくり。サングラスかけて。 大人で乗ってるのは一人もいなかったけど。 こーいうのが恥ずかしくないからガキだって言われるの?
2回ほど豪快に転ぶ。1回目、骨折れたかたと思ったさ(少しマジ)。 小シリアには大声で笑われるし(汗)
鬼ごっこをした。かなり走った。 9歳(?)から、10代、20代、30代、40代、それぞれが走った。 考えてみりゃ、ココに平成生まれも混ざってたのかい。。。 みんな本気で逃げてるし。 あ。まだ僕は鬼なのか。。。
んで、豪邸で焼肉。 実は炭をおこしたのは、ほとんどゆううぴょんだった。 「やっぱり穿いとけ」は、いくらなんでも言い過ぎだろう(笑) 色々作業を進んでやってくれて助かったよ。
鳥串を作ってくれたへいかさん、すごいなぁ。旨かったっす。 今度はもっとお酒飲ませてツブしてやる。。。と密かに思ったり(≧∇≦)ノ いっつもニコニコ付き合ってくれるから、またお誘いしたいっす♪
そして、隣のおじいさん、ありがとう。 木材供給感動です。 しかも、シェードランプは渋かったっすよねぇ。
髪の毛から、体の細部まで、いろいろと触られました。 そんなに珍しいかなぁ^^; いや減るもんじゃないからいいんですけどね、マイルさん♪
いつもいつも、シリア家に行くと同じ気持になる。 (もう3回?4回?) 自分が小さいな、って。 きっとシリアさんにはかなわないな、って。 いつか僕のお母さんになってもらおう(これも少しマジ) ハンバーグは間違いなくココが一番旨い。
あ、そうそう。打合せの内容。 いろいろ質問がでましたねぇ。
1.「会議って一体なにやるの?」 2.「ノート2冊もなんで必要なのさ?」 3.「第2ステージってどんなのよ?」 : :
その他さまざま出ましたが。
ハイ。回答です。
1.そのまま会議デス 2.必要なのデス 3.頑張りマス
。。。ぜんぜん答じゃねぇ(▼▼メ) y-゚゚
もしかしたら、今日は1年分くらい笑ったかな? (近所迷惑ごめんなさいm(__)m) 1年分体を動かしたってのは、ウソじゃないかもね。
あ、お礼になるかな? 第一段として、掲示板を作成しました。 コラボレートサイト?けっこう強力かもよ! はぅうう。。。僕は3つのサイトを管理することになるの? まぁ、それもヨシとしましょう。 すでに超突連メンバーページから行けると思います。
後は僕の取材力だろうなぁ( ̄ー+ ̄)
休み。
あー、原稿一本書いてなくて心配。 いいや、会社行かない、今日は。
午後から天気が良くなってきた。 サングラスをして車を運転する。
久しぶりに書店へ。(ホントに久しぶりだ!) まずは女性誌をかたっぱしから立ち読みしてしまう。 大体これで1時間ほど。 (しかし今月『MORE』と『JJ』の表紙がかぶってないか?)
次に飲食関係の雑誌をパラパラと。 まだ「カフェめし」で企画は引っ張れる? (「アリガット」が近くで売ってないのが残念だ) これで30分。
そしてビジネス本コーナーへ。 へぇ?こんなダサイ本が平積みになってんだ。 『○○な○○、○○な○○』ってタイトルの付け方は、まだ流行ってるの? とりあえず下らない本を2冊読破、内容がぜんぜんナイ。 僕でも書ける。 ってな感想を抱きつつ、これで40分ほど。
雑誌はほとんど会社に置いてあるから買う必要はないし、 単行本は最近100%ネットで注文してるので、 考えてみると書店でのプラプラをしなくなった。 数年前はこういう事をせっせとやっていたのになぁ。
今はどちらかというと、必要に迫られて本を読んでいる。 書評やネットレビューで気になったものをポンポン注文しちゃう。
毎月20〜30冊ほどが自宅に届く。 考えてみると月に3万〜5万の出費は割とキツいかもだ(涙) 独身だから出来るんだろうなぁ、と感じる部分もあるけど、 仮に結婚して働かなくてイイのなら、逆に本なんか読まない。 きっと酒ばっかり飲んでる。キッチンなんとかってやつだ。 どっちがいいって? そりゃあ、酒飲んでる方がイイ(笑)
ちなみに最近買って読んだ本。 『ロマンティックな狂気は存在するか』春日武彦著 新潮文庫 619円ナリ (文庫はリーズナブルでヨイです!) 一節をご紹介。
「新しいジャンル、思いもかけぬ可能性を指し示すような狂気なんかまずない。 狂気に陥ることをラジカルな形での異義申立てであるとか究極のクリエイティブな 形態として過大評価したがる気持は、ことに精神医療に実際携わったことのない者 には顕著であるが、はっきり言って凡庸かつ月並みな狂気ばかりが横行している。」
うん、非常に明解でわかりやすい。 精神科医が書いてるから説得力もある。
しかし僕に言わせれば、今の世の中でマトモでいる事こそ「凡庸な狂気」だ。 確かに「究極のクリエイティブ」はマトモな所からは出て来ない。 って論理だと、僕はマトモなので凡庸なクリエイティブしか生まれてこない? はは!
結局、さんざん立ち読みしまくり難くせ付けた挙げ句、 書店で買ったのは『カイジ 6巻』(福本伸行著 講談社)。 マンガです^^; (『天』(著者同 竹書房)の最新刊18巻?も買いたかったんだけど)
さて、ワインを飲もっうと。
明日は打合わせ。 飲み過ぎちゃぁ、専務とルドルフ部隊に怒られちゃウ(笑)
撮影が午後からある。 後半戦のGWがはじまったというのに。 休日出勤なのです、、あぁ、いつもですが。
「花見はどうなってるさぁ?」と専務の(笑)へいかさんからメールが来る。 あ、いけね。 もっちろん、やるよ♪ってメールを出し、いそいそと撮影現場に。 少し遅刻。現場でカメラマンが泣いていた。 「来てナイッス。。。」 はぅうう。。。結局スッポカされたのでした(涙) ご、ごめんよ。。。君は何のためにココに来たんだよなぁ、ゴメンよぉ(号泣) は、早く帰って彼女とデートしてあげてやって。。。^^;
そして、僕は会社に行くと、おお! ほとんど皆いるじゃん(笑)
あーあ、今日も原稿7、8本くらい書かなきゃイカンなぁ。 花見に行くためには今日をガンバッテおかないと。 今回は連休がはさむので、スケジュール的にはツラいけど、 前回の別冊に比べたら。。。いいって、ねぇ? ってなコトを考えると思い出して、ダメダメに。。。
後ろから、 「ハイっ、どうぞ!」って。 振り向くと別の部署の女の子がリンゴを僕に差し出してる。 「あ。。ありがと。わ、わざわざ剥いたの?」 突然だったので、たじろぐ(笑) 「あんまり辛気くさい顔してないで下さいね!」
お、おぉ。。。頑張るよ。さんきゅっ♪ でも、メチャメチャ冷たいリンゴで歯にしみたなぁ。。。
10:00厚別→11:30ススキノ→13:00美しが丘→14:30ススキノ→15:30札幌駅→17:00パルコ→18:30ロビ地下→19:30ススキノ→21:00南郷→22:30会社に戻ってダラダラ。。。→翌0:30焼鳥屋→1:30帰宅→3:30就寝
旅の予定だったら楽しいかもだけどさ、 撮影&取材&打合。。。 本日のこのスケジュールはかなりツラかったぞよ。
なにしろ翌0:30まで、ずっとご飯が食べられなかった(涙) 別に珍しい事ではないけど、何か今日は苦しかったよぉ。
深夜の焼鳥屋。 旨くなかった。あーあ。 家に帰ってワインを飲みました。
それは突然あった。 無造作にその場所にいた。 置いてあるの?捨ててあるの? けっこう微妙な状態。 一度、手に取ってみる。うん確かにイイ。 不安になって周りを確認する。 そしてもとに戻す。
持って帰りたい。 その欲求をグッとこらえた。 単に置いてあるのなら、盗みになってしまう。
でも、欲しい。
しばらくして、また来た時にあったら、その時は! こう決意した。
時間はしばらく経ってから。 再びその場所へ。 ああ、ナイッ! はぅ。。。持ち主がいたんだぁ。。。 うん、もう少しで泥棒になってしまうとこだったなぁ、と でもやっぱりあの時持って帰ってしまっていたらなぁ、と。
あ! あった!ちょっと離れた場所に。 集団に囲まれていた。 もしや。。。と凝視すると持って帰るかどうか、 その集団も悩んでいるようだった。 心の中で「置いてけ!置いてけ!」と遠くから置いてけ光線を発信し続けた。 僕が!僕が!責任を持つんだ!
やがて、それは集団にポツンと置いてかれた。
集団が去った後、僕はあわてて駆け付けた。 おぉ。。無事だったかい。。。?恐くなかった? ごめんね、さっき手をさしのべてやらなくて。。。
僕はそれを抱き上げ、車に乗せた。 自宅に到着し、部屋で拭いてやった。 これからずっと一緒の生活だもんな、きれいにしないと。
もう日付けも変わろうとする深夜帯。 たまらず近所でそいつと遊びまくった。 人目を気にしながら。 家のまわりをグルグル、もうそいつなしではいられない。 どれだけの時間が過ぎたのだろう。 グルグル。グルグル。グルグル。 もう人の目なんて気にならないよ。 楽しいよなぁ。嬉しいなぁ。約束だよ、ずっと一緒だよ。
今日から早く帰らなくちゃ。
キックボード、拾っちゃった。 花見にも持っていくぞ。
昼頃アピアの書店で立ち読みをしてると、隣のOLらしき二人組が、 僕たちの発行している雑誌を手に取っていた。 チラッとのぞきこんでみると、 タルトの特集を見ているようだった。 「いやん、この苺おいしそう!」と声が聞こえる。 「お店どこにあるんだろぉ?」とも。 ふふん、そこは北12条駅の近くだねん、と心の中で囁く。
それこそ、昔はデザートなんて興味がなかった。 (今でも少し苦手ですが。。。) こんな仕事をしてるなんて知ったら驚くだろうな。 もうすぐ教えにいくからね。 _______________________
超フラ部隊はっぴーさん、会議参加メールのトップでした♪ お久しぶりです。 元気そうで安心しました。 お逢いできるのを楽しみにしてますよ。 _______________________
Qをしたいから、早く仕事を済ませよう! 今はそれがなくて、結局まだ会社。 以前のダラダラに戻った?
きっとまた僕の顔を忘れてしまうんだろうなぁ。 忘れられてしまう前に、○○○○。
後編がアップ出来ない。 もう書いてはあるんです。
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