myself* ...奏/カナ

 

 

生きてくれるだけで。 - 2003年01月19日(日)

あのひとの中には
私への興味は無い。

それが解った。



私はまだあのひとを知りたいのに。

あのひとに触れたいのに。



目の前で生きてくれるだけでいいのに。




でも本当にそれだけしか願わないのなら
今こんな結末は迎えていなかった。


...

誰でも良い訳じゃない。 - 2003年01月18日(土)

「人間的には好きだけど付き合うと上手くいかない」

あの人のことを、
いつの間にかそう表現している自分。

でもこれが一番言い得ているのだと思う。


いっそのこと早く他の人に惹かれたい。
他の誰かに触れられたい。
でも誰でも良い訳じゃないのは
もう証明済み。


心と身体が切り離せれば良いのに。


...

今はまだ分からない。 - 2003年01月17日(金)

本家を閉鎖することにしたのは

これ以上余計なことで神経をすり減らしたくなかったのと

いつかどうしようもないくらい落ち込むような事態になるのを

避けたかったから。


いつかあの名を捨てなければと思っていた。

いつかあの場所を去らなければと思っていた。


私の選択は正しかったのかどうか、

今はまだ分からない。


...

おしらせ。 - 2002年11月27日(水)

一番最初の日記にも書いたのですが、
私はこことは別の場所でずっと書いていました。

この場所で書いてかなり色々吐き出せたお陰で、
本家でまた書く力が出てきました。
そこで、ここの更新は一旦ストップします。
またここで書くことがあるかどうかは
分かりません。
もし本家で引き続き読みたい!という方が
いらっしゃいましたら
下のメールフォームからその旨お知らせ下さい。
あなたのメールアドレスとお名前を
忘れずご記入くださいね。

http://www.enpitu.ne.jp/tool/formmail.cgi?id=86178

短い間でしたが、
ありがとうございました。





...

当たり前のことをしたい。 - 2002年11月23日(土)

元彼は携帯メールとか嫌いな人なので、
返事も来ない事が当たり前になっていました。
そう諦めさせられた、というか。

Sくんとの携帯メールのやりとりは
だいぶ落ち着いてきたかな。
というか、私が忙しくてすぐに返事を返せない。

今日、友達と話をしていたんだけど
やっぱりあたしってマメな人と付き合えるのか
甚だ疑問に思えてきました。
自分はマメな方だと思っているのだけど、
それは彼氏に対してじゃなくて
友達とかに対してなんだよね。
例えば、
実家に帰省した時は絶対に会う、とか
毎年必ず年賀状を送る、とか
飲み会や同窓会を仕切るのが好き、とか。

なんか、元彼と付き合っていた時の自分が
今の自分の全てな感じで、
他の人と付き合ってどうなるのか全く見当がつきません。
それは、Sくんも感じているらしいけど。

「俺と付き合ってさー、
 奏ちゃんにウザイとか思われないかな。」
って気にしてる。

とりあえずあたしは、
一緒にいる時にいちゃいちゃ出来れば十分です。

朝目覚めて目が合った時に微笑みあって、
家を出る時にはキスを欠かさずして、
夜眠る時にはおやすみのキスを貰って。

そんな当たり前のことが
いつも出来る人がいいよ。


それが叶えられないのが
悲しくてたまらなかったから。

好きな人に冷められていくことが、
悲しくてたまらなかったから。


...

しあわせになりたい。 - 2002年11月22日(金)

ウトウトしていたらSくんの夢を見ました。
これで2度目になります。
目が覚めた時、言いようのない恥ずかしさが襲ってくるのは
何故なんでしょう。
中学生じゃあるまいし、とツッコミたくなります。

今日はずっとSくんからメールが来なかったから、
どこかで気にしてたんだろうな。
結局、Sくんからのメール着信音で
目覚めたのだけど。
深夜3時過ぎまでバイトで残業していたそうです。
お疲れ様。



......なんだか。
色々考えるのに疲れてきた。
すごく振り回されている気がする。
元彼にも、Sくんにも。

いや、実際Sくんを振り回しているのは紛れもなく私なんだけど。



結局、元彼とのことを考えても
埒があかない。
元彼がまだ悩んでいる状態だから。

正直言うと、愚痴りたくなる。

自分の愛情が冷めたのに
それに対して前向きな努力はせず
(そもそも前向きにもなれないだろうけどね)
それでいて別れを切り出す訳もなく
私に冷たい態度とひどい仕打ちをとりながら
ズルズル引っ張って
結局別れることになったのに。

別れた途端に
「後悔」とか
「早まったかも」とか言い出して。


元彼にも色々ストレスはあったのだろうけど
振られた側になった私にしてみれば
そんなの大した苦しみだとは思えない。

付き合っていた時、
私がどんなに悲しい思いをしてたか
私がどんなに惨めだったか
私がどんなに我慢していたか

あなたに分かる筈がない。

別れた後から今まで、
私がどんなに頑張っているか
私がどんなに前向きになろうとしてるか
私がどんなに自分に言い聞かせてるか

あなたに分かる筈がない。


「ひどい事をした。
 悪いと思ってる。」
その言葉で許せたと思った。
少なくとも、その時は。

けど、元彼がこれからどうしたいのか
それが自分でも分からない今の状態では
私もどう受け止めていいか分からない。


「もう駄目なんだ」
「どう頑張っても、可能性は残ってないんだ」
そう私に主張したのはあなたで。
それを一生懸命言い聞かせて、
やっと自然に思えるようになってきたのに。




分かってる。
私は、期待したくないんだ。
もう一人で頑張りたくないんだ。

相手が復縁を考えてくれるまでは
自分からは動きたくないなんて、
我侭でしょうか。

だって知っているのです。
一人で頑張ることがどれだけ辛いか。
自分への気持ちがないのが分かっていて
それでも諦め切れずに思い続ける力なんて、
もう私にはこれっぽっちも残っていない。

それくらい、疲れているのです。
それくらい、息切れしていたのです。



ただ、しあわせになりたいだけなのに。


...

好きにさせて。 - 2002年11月21日(木)

今日は元彼と30分だけ会いました。
晩ご飯を食べただけ。
元彼の家の近くに用事があったので誘ってみたのです。
約10日ぶりに会った。

会うとやっぱり『居心地良いな』と思ってしまう。
おかずを交換したり、
私が食べ切れなかったサラダを元彼が食べたり、
ホントに、動作の一つ一つが自然で。

元彼の隣はこの2年半ずっと、
私の指定席だったから。


『慣れ』と、『情』と。
それを除いてもやっぱり『愛』はあると思う。
でも私、
もう『あなたじゃなきゃ駄目』なんて思ってないよ。


Sくんとは土曜日に会うかもだったけれど、
友達を優先させちゃった。ゴメンね。
あんまり会えない子なの、許してね。
今週は1回しか会ってないので
かなりウズウズしてるみたいだけれど。

私はちょうど学校関係で忙しくて構ってられません。




なんだかなー。
天秤にかけるつもりはないのだけど、
そう見えてしまうかも知れない。

けどさ、
Sくんに会わない理由なんてないし、
元彼とはずっと連絡を取り合っていきたいと思ってる。
Sくんが今すぐ答えを迫っている訳じゃないから、
それに甘えてるとも言うが。


ずっと苦労してきたんだから、
今くらいちょっと好きにさせて下さいなんて
思うのは贅沢でしょうか。


...

元彼の後悔。 - 2002年11月20日(水)

元彼と電話しました。
最初はとある用事で、だったのだけれど
自然と話はSくんのことへ。

『(別れたのは)早まったかなと思ってる』

そう言われても困る。
私は、やっと
『別れてよかった』と思えるようになったのに。

でも元彼も悩んでいるから、
私はつとめて何気なく装いました。
そうしないと、つらくなる。

実際、Sくんの存在が大きくなっているのは事実。


別れるまでの最後の半年間くらい、
元彼の私に対する気持ちはどんどん冷めていって、
二人で逢ってもあまり楽しそうじゃないし
どこかへ出かけたりということも少なくなっていました。
そのことを、元彼が
『もっと色々行けば良かったと思う。
 行こうと思えば行けたのに。』
と言ったのです。

私は基本的に出かけるのが好きで、
夏休み中も旅行したいと言っていたし
動物園や水族館、映画館など、
何かにつけては彼を誘い出そうとしていました。
それは殆ど、叶えられなかったのだけど。

当時は
『時間がないから』『金が勿体無いから』『疲れてるから』
と、理由を並べて私を諦めさせていた。
不満だったけれど、
そのうちきっと行けると思っていた。


別れる時、私は沢山の恨み言を言った。
上記のような不満もぶつけた。
『我慢してたのに。』
そう言って。

けれど今はそんなこと思わなくなった。
本当に、別れを前向きに受け止められるようになった。
その上で、
『もう私たちは戻れない』と
自分に言い聞かせているのに。



ただ、元彼が私の想いを理解してくれたんだと思って
嬉しくて泣けた。
『行ってやれば良かった』
その言葉だけで、
自分がずっと我慢していた事が報われた気がした。
私が我慢してたのは無駄じゃなかったんだ。
そして、元彼がそれに気付いただけでも、
本当に、別れて良かったのだと心から思った。

事実、色んな制限をされていました。
元彼は自分の気持ちが冷めていくのを分かっていながら、
それでも別れは最終手段だと思って、
ただただ、私につらくあたった。
『ヘンに期待させたくなかったから』
と言うけれど。
付き合っている以上、期待するのは当たり前じゃないの?

電話やメールを極度に嫌う。
逢っていても冷たい。
手を繋ぐのを拒否される。
キスは勿論、体を重ねることも。

私は、そういうことを受け入れれば
いつかはまた仲良くなれると思っていました。
今はただ、彼は疲れているから余裕がないのだと。

それでも最後に別れを突きつけられた時、
そんな我慢が全て無駄だったのだと思って
悲しくて、情けなくて。


ここ半年間で、
私のプライドはズタズタになった。
人間として、女として扱われない。

だからこそSくんの優しさがとても深く染みた。
元彼との間に空いた穴は深く大きかったけれど、
その穴を埋めようとしてくれる。

ただ私が淋しくて疲れていただけなのか。
分からない。
けれど、Sくんとの事はきちんと考えたいと思っている。
ヘタに焦ったりしたくない。
体から始まる恋愛とか否定はしないけど、
今の私とSくんの間には
そんな始まり方は危険だと思っているから、
絶対そんな雰囲気にならないようにしてる。


元彼は、やっぱり自分の気持ちに戸惑っているみたい。
あれだけ『別れたい』と強く思っていたのに、
別れた途端に後悔するのは
ただの『情』なのか、本当の気持ちなのか。

あの人は自分から動くことはしないでしょう。
そういう人です。分かっています。
だからといって私からは動けない。
元彼が努力しないと駄目だって知っているから。
もう、一人で頑張るのは疲れたの。


私は、私のペースでいきたい。
元彼がどうとか、Sくんがどうとか、
そんなの関係なしで
真っ直ぐ自分の気持ちと向き合いたい。
焦っても、何も良いことないって分かってる。



人を好きな気持ちって純粋なのに、
それに付随するものは沢山あって難しくなる。
付き合うとか付き合わないとか、
正直、今の私にはどうでもいい。

ただ傍にいてくれればいい。


...

好きだった。愛してた。 - 2002年11月19日(火)

ゆだねてしまいたい。
この身も、この心も。
寄りかかってしまえば。

好きか嫌いかって訊かれれば、
好きなんだと思う。

けれど、そこまで気持ちが傾いているからこそ。
駄目になった時が怖い。



元彼への想いは、心の奥底で密かに横たわるだけ。
愛しさ、懐かしさ、
そんなものを含めて。

というか。
元彼を思い出す暇もないくらい、
Sくんはメールをくれる。
この1週間で3日も、一緒に朝まで過ごした。
(朝まで一緒にいただけで何もないですが)

このまま波に揺られるように
流されて良いのでしょうか。





Sくんは。

優しくて、
話すのが好きで、
メールや逢うことが好きで、
スポーツマンで、
高校からずっとハンドボールをやってて、
左利きで、
双子の弟と小学生の妹がいて、
バイトでの接客はすごく丁寧で、
気遣い屋さんで周囲に合わせるのが上手くて、
お酒がそんなに強くなくて、
大食いみたいで、
かなりえっちらしくて、
キレイ好きで、
煙草は吸わなくて、
前の彼女とは遠距離になって別れて、
RAG FAIRのおっくんに似てて、
背は170cmくらいで、
細くもなくほどほどな体格で、
出かけたりイベントが好きで、
ドライブも好きで運転が上手くて、
私の家から歩いて15分くらいのところに住んでて、
同い年で、
都内の同じような私立大学に通ってて、
出会いはバイトでした。


元彼は。

ぶっきらぼうで、
照れ屋で、
口が悪くて、
電話もメールも大嫌いで、
逢うのもあんまり重要視してなくて、
私をからかって拗ねさせるのが好きで、
お酒は大好きでそれなりに強くて、
煙草も少々吸って、
だらしなくて部屋は散らかってて、
出不精でゲームが大好きで、
音楽が好きでギターを弾いてて、
本が好きで村上龍を愛読してて、
面倒くさがりやだけど決める時は決めて、
先輩や後輩からの信頼も厚くて、
目つきはキツイけど笑顔が可愛くて、
背は178cmくらいで、
あんまりえっちじゃなくて、
むしろ淡白な方で、
かなり大食いで、
細くはないけどスラッとした体格で、
松田龍平に似てると言われたりして、
アトピー持ちで、
一人っ子でおばあちゃん子で、
意外にドジなところがあって、
誰も知らないけど実は泣く時もあって、
冷血なところもあるけど情熱も持ってて、
真面目で誠実で、
同い年で、
私と同じ大学、同じサークルで知り合った人。




あらためてこうして書くと、
元彼についてはどんどん書ける。
どんどん思いつく。
合わないところもあったけれど、
全部許せた。
それくらい、好きだった。
愛してた。

そして、こうして思い出すと
やっぱり涙が浮かんでくる。
本当に、本当に、好きだったんだと。
思い知らされる。




好きの境界線があるのなら、知りたい。
恋と愛の違いがあるのなら、教えてほしい。

私は誰と一緒に居たいのでしょう。


...

プレッシャーと罪悪感。 - 2002年11月18日(月)

ゆっくり焦らず前に進みたいと思っていたのに、
その気持ちが大きくなりすぎて
がんじがらめになってしまいました。

どうすればいいかなんて分からない。
ただどちらも失いたくない、なんて
あまりにも自分勝手すぎる。

『待つよ』と言ってくれるSくんの気持ちは嬉しい。
けれど、それが時にプレッシャーとなる。

早く忘れなきゃ。
早く答えを出さなきゃ。
早く好きにならなきゃ。


私はこれまで、追う恋愛ばかりしてきたから。
追われることに慣れていない。
でも自分の気持ちがハッキリするまでは、
とりあえず付き合ってみる、なんて出来ない。

ゆっくり心を安めたい。
ゆっくり考えたい。
ゆっくり好きになりたい。



しし座流星群を見に、山中湖の近くまで行った。
そのくせ、空は殆ど見なかった。
頭の中は繋いだ手に集中している。

「いいよ」って言ったのは自分なのに、
喜べない。嬉しくない。
罪悪感ばかりが積もっていく。
「ああ、また気を持たせるようなことを。」



こんなに頭の堅い女は重いよ。
うざったくて面倒くさいよ。
だから、待つ価値なんてないんだってば。





「もう会わないほうがいいのかな」

そう言わせてしまったのは私。




会うことがプレッシャーになるのはつらいと思う。
けれど、
何故私たちは今こんなに結論を出そうとしているのだろう。
どちらが結論を出したいのだろう。




「元彼と比べちゃっても構わないよ。
 むしろ、どんどん比べて欲しい。」

「もし『やっぱり元彼が忘れられない』ってなっても、
 多少は悔しいと思ったりするだろうけど
 俺は恨んだりとかはしないからさ。」

「いっぱい気持ち吐き出しなよ。
 俺に言うんでも良いし、
 友達に相談するんでも良いし、
 元彼にぶっちゃけちゃっても良い。」

「一人であんまり悩みすぎないで。
 奏ちゃんは笑顔のほうがいいよ。」



泣きたかった。
Sくんの気持ちがあたたかすぎて。
自分が、あまりにも弱すぎて。




優しく髪を撫でてくれるその腕に
すべて預けられたら楽なのかも知れない。
でも今はその時じゃない。

触れられるたび、胸が締め付けられる。
この感情は何と呼べば。



私は、何に対して罪悪感を抱いているのだろう。
とても深くて、重い。
いつまで引きずれば良いのだろう。


...




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