Don't kiss my tail

俺のしっぽ

2003年09月18日(木)  惚れました

仕事で新商品撮影のためスタジオに行ってきました。

俺は初めて入ったんだが、デッカイ倉庫を改造したアトリエで、中が超おしゃれなの。

壁が黒のペンキで塗ってあって、無造作に置かれた黄色のソファがカッコいい。
パソコンはマック。

そして土足OK。

このおっさんカッコいいよ。
乗ってる車も見たことないごついベンツだしな。

「コレ高いッスよね?」

「あ〜これ?30万で買ったんだよ。」

「ま、まじスカ?」

「最初はエンジンからなにからなにまでイカれてたんだけど、しばらく知り合いのガレージに預けてちょっとづつ直したんだ。色も黒に塗装しなおしたしね。」

か、カッコイイ。

俺はこの手のオヤジが大好きだ。
こんなオヤジになりたい。
マジで。

で、今度休日におじゃまして撮影を手伝わしてもらうことにした。

仕事そっちのけで頼んでみた甲斐があったな。

久々に俺が思うカッコいい男に出会ったな。

ぶはぁ♪



2003年09月17日(水)  へぇ〜

早くもちょっと落ち目の番組、トリビアの泉の『へぇ〜ボタン』が発売される。

Loftで働いてるコが言ってたんだからまちがいない。

会社に持ってって、上司がくだらないダジャレ言ったらボタンを押してやろうかと模索中。

さんざんダジャレを言った後、みんなが苦笑いしているのに気づくと毎回決まったセリフが。


「もぉ〜腹たつのり!!」

と言って去っていく。

そんな空気を和らげるのが『へぇ〜ボタン』

想像してみましょう。


あなたの嫌いな上司がくだらないダジャレを言っています。

そこであなたはボタンを二回押して言うのです。


「今の2へぇです。」


左遷決定。



2003年09月16日(火)  あわ

シーラカンス
カブトガニ

彼らは進化をせずずっと同じ姿で今も生きている。

進化とはなんなのか?

彼らの頭の中は何を考えているのだろう?

常に進化しつづけることを望む今、ずっとそのままの彼らの話をききたい。

どっちがいいだとかそういうことではなく、貫き通した男の話がききたい。
常に進化を求め続けた男の話がききたい。

そんなことを

新しく買った白いテーブルに缶ビール片手で考えた。

ビールの泡は次から次へと生まれては消える。



2003年09月15日(月)  独白

映画リリィシュシュのすべてを見た。
14才という大人と子供の中間の不安定な時期の葛藤が描かれた映画。

ハッキリ言って痛いシーンの連続だ。
苦しいシーンしかない。

イジメ、売り、レイプ。

それがのどかな田舎の中学校で行われていた。

いじめられっコの星野がある日を境にいじめっ子に変わり、徐々に狂っていく。

なんでこんなひどいことをするんだろう。

なんでこんなにも見てて苦しいんだろう。

14才、俺はどんな風だったのだろう?

あんな過激な14才なんているのか?

俺はのほほんとした中学生だったのになぁ。

アレ?

なんでこんなことを俺は忘れていたのだろう?

今思えば俺は最悪だったのかもしれない。

俺は星野だ。

ここから先は実話だし、読んでも嫌な気分にしかならないから読まない方がいい。




記憶の扉を開ける。


俺は小さく、クラスの隅にいる。

大きな力に逆らえない。

しかし気づけばクラスで人気者のグループに入っていた。
一見明るくて女にも人気はあるが、やっていることは衝動にまかせているだけ。
弱者を虐げているだけだ。

入学当時俺と仲が良かったWは、そのリーダー格の
「なんか気に入らない」
の一言でイジメをうけていた。

俺は何もいえない。
なんでこいつ等はひどいことをするのだろう。

しかし言えない。
そいつとキャラがかぶる俺は、言えば次の日から俺がWと同じ目にあうのだろう。

俺が直接やってはいないが、アレの写真を撮ったり、坊主にさせたりしているのを俺は一緒に笑っていた。

最低だ。

二年生になった時だった。

アニメが好きで、おっとりしてるねと言われていた小学生時代から、クラスでヤンチャなT君と仲良くなるにつれて、俺は自分がだんだん変わっていくのがわかった。

最初はT君の腰巾着のようだった。
へらへら機嫌をとっていたような気がする。
しかしだんだん自分に逆らうヤツが許せなくなってきた。

情緒の安定しない毎日が続く。
気にくわない先生の授業になると、机を蹴り飛ばしたりした。

俺が蹴り飛ばした机からドサッと教科書が落ちた。

なぜそんなことをやったのかわからない。

ただイライラした。

それを拾ってくれる先生の姿が妙に苦しかった。

イライラしない日はなかった。

気が付けばT君の腰巾着ではなくなっていた。
T君とは仲良しだが、俺は俺のグループを持ちだした。

休み時間は俺とTのグループが混じり、10人以上でたむろっていた。

俺とTが右といえば右だった。
グループで愛想笑いをしているヤツは少し前の俺だったのかもしれない。

しかしグループの王様になった俺は、その時のことなんて忘れている。

あんな仲の良かったWと話した時、話しながら俺に気をつかっているのがすごくわかって悲しかった。

次第にクラスでの発言力をもつようになった俺は、部活も一緒で、嫌いだったU君をみんなの前で公然と嫌いだと言い出す。

俺があだ名もつけた。
「チ○カス」
と。

いつしかみんなも笑ってそう呼ぶようになった。

授業が終わっても俺と部活が同じ。

ニゲラレナイ。

彼はストレスで十円ハゲができた。

最初こそ小さなものだったが、日に日にそれが増え、中2の秋には上の部分がほどんどなくなっていた。

しかし全く悪いと思わなかった。

むしろいい気味だと。

もっと苦しめてやると。

そのハゲを見て笑った。

楽しくてしょうがなかった。

U君とは出会った頃よく家に遊びに行っていたりしたのに…。

その時の俺は腐りきっていたのだろう。
俺は童顔だし、大人からみれば、虫も殺さないただのガキんちょなのだろう。

しかしやっていることはどうだ?

ムカツク担任にボコる計画をわざときこえるように話し、脅したりした。

体は大人。

心は子供。

その心はもろく柔らかく、どんな形にもすぐ変わる。

俺にとって劇的な変化をもたらした二年も終わり、T君ともクラスが別になり、俺のグループのヤツともほとんどバラバラになった。

そして一年の時に一緒のグループで、Wをいじめていたヤツらのうち三人と同じクラスになった。

もう一年の頃の俺じゃない。
ご機嫌は伺わない。

しかしそいつらにとってはリーダー格のコ、俺にとってはT君が別のクラスになったことで、互いに暴力的な部分がなくなっていた。

もうバカらしいじゃないかと。

暴力よりも女の子に興味がいった。

そこからはチャラチャラした毎日が続いた。

1年の時とも2年の時とも違った、また別の道を進んだ。

自分だけすっかり心を入れ変えて、こんなことがあったなんてすっかり忘れて暮らしていたが、W君、U君はどうなのだろう?

書いてくうちに色々思い出していったが、まだ思い出せないだけで、ひどく心を傷つけたことをした気がする。

平気で一番残酷なことができるのは中学時代なのかもしれない。

ただすべてに不安で怖いだけなのに。
自分を守るのに一生懸命。

心から本音で語る場所が欲しかっただけなのに。




2003年09月14日(日)  まいなすいおん

豚足ってあんなに毛が生えてるなんて…

うぃうぃ

今日も元気なbabyです。

地元を去る時になってからモテ期がきても遅いっつの。
今頃になって色々言ってきても遅いっつの!!
マジで!!

全く世の中うまくいかないもんだ。

そうそう、今日は滝めぐりをしてまいりました。

まぁ最初の目的地だけ決めたらあとは雑誌見て適当に行っただけだけどね。

宮本武蔵が実際に座って禅の修業をしたっていう石も見てきた。

なんでも沢庵和尚と一緒に修行したすごい坊さんの寺だとか。

あ、今日はもうヘロヘロなんで、今日の出来事は明日にでもだらだら書くことにします。

んじゃ今から『リリィシュシュのすべて』を見るんでさいなら。


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