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本当なら昨日も今日もるるの順番なのだが、何回上のツールバーの更新アイコンを押しても紫文字しか出てこないので、老婆心ながらワタクシ、あゆが代打をつとめさせていただきます。こんばんは。
かといって、昔から数々の武勇伝のあるゆみなと違ってわしにはネタがない。何一つ。 そう思うと、本当にわしって人間的な魅力がないんだなと思う。 動物的な魅力はあるかもしれない。 「ケモノ臭い」と娘に言われたことあるし。 いくら家族だからといって言っていいことと悪いことがあると思う。 それを言われたときは、照れくさくかった。 そう。何度も言うようだがわしは照れ屋さんだ。 だからというわけではないが、 過去に、ものすごく恥ずかしい勘違いをしたり、 場違いなことや失礼なことを言ったりしたことを思い出して 突然叫びたくなることがある。 学生の頃、古今和歌集を写本していて 後ろから覗いていた女性教授に 「ほんとに綺麗な字ねえ」と肩越しに言われ、 「いや、それほどでもないっす」とテレながら言ったわし。 すると教授は 「何言ってるのよ、原本の字のことを言ったのよ」と言われたことがあった。 先日、わしはそのことを思い出して 電動歯ブラシで歯を磨きながらいきなり大声で はぁぁんはぁぁん ははははあん と叫んでしまった。 すると洗面所の向いの自分の部屋にいた次女があわてて 「おかあさん、どうしたの?」と言いながら出てきた。 それほど大音響でわしは叫んでいたのだ。 意味不明な言葉を叫ぶだけではない。 あれは高校の時だった。 一緒に勉強することを口実によく友達Aのうちに泊まりに行っていた。いつもわしひとりが泊まりに行っていたのだが、一度別の友達Bが「わたしも泊まりに行きたいなあ」と言ったことがあった。 Aもそばにいて「うんうん。おいでよ」と言っていたが、どちらかというと、BはAと話すより、わしと話すことが多かった為、ちょっと遠慮していたのだろう、Bは「でも...」と少し迷っているようだった。その時わしは 「Aちゃんもおいでって言ってくれるし ごろ寝するくらいのスペースしかないけど 一緒に泊まろうよ」 と言ってしまったのだ。 わしはそう言った直後「しまった」と思ったがもう遅い。 気まずい雰囲気が流れたのは言うまでもない。その言葉のあと、Aはそれ以上Bに泊まりに来ることをすすめなかった。Bはその様子を見て「やっぱりやめとくわ」と言った。わしは穴があったら入りたかったが、何か言うと言い訳がましいので黙っていた。 そんな出来事が夕食を作っていたわしの頭に蘇った。 わしは唐突に ああああ〜 ごめんなさいよったら ごめんなさああい すまなかったねえええ と、即興で自分で作った節をつけて大声で歌っていた。 その声を聞きつけたダンナが「何がすまなかったの?」と聞いてきた。 冷静に聞かれると今度は「過去の恥ずかしいことを思い出して叫ぶ自分」が恥ずかしくなって「なんでもない」とぶっきらぼうに答えたのだった。 因みに友達Aとは今でも親交があるので、友情が壊れるほどの大事ではなかったのだが、自分ではそんな些細なことが未だに脳裏に焼きついて、その事実を無きものにしようと叫ぶのだと自分では分析している。 こんな現象は自分だけかと思っていた。 するとさっきトイレの前を通りかかると 中にいるダンナが はぁぁ わたしが 悪うございましたぁぁ と叫んでいた。 きっと過去の恥ずかしいできごとを思い出したに違いない。 それとも、何かとっても失礼なことをしたのかな?うんこに。
rya
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