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2004年05月12日(水) 八木症候群

昨日のるるの日記に涙したゆみなの日記に涙したあゆです。こんばんは。

ゆみなは人のミスには厳しい。
絶対見逃さない。
あれだけでかい目だと、やはりいろいろなものが目に入ってくるのだろう。

わしなんか全然違和感なしに読んだけど。
あんまり本気で読んでないってことかな。ふっ。

しかし、るるは本当に研修に行ってよかったよね。
わしの勤め先であるパチ屋ではなかなか
鼻くそつき白髪鼻毛女には出会えない。
せいぜい
50才くらいのマッシュルームカットのおっちゃんとか
毎朝一番前に並ぶおばあちゃんが着ているジャケットの後ろに大きく
「大阪ガスまつり」と書かれてあることとか、
三角定規でパチンコ台のへそクギの広さを測るおじいちゃんとか
そんなんしかいない。
とてもネタになんかなりゃしない。

そこで世間によくある「八木現象」について考えてみたい。

まず一番よくあるのが
歯紅だ。

読んで字のごとく
歯に口紅がついている状態である。

これはブサイクなヤツがこの状況だと
わりと気軽に「歯に口紅ついてるよ」と言えるのだが、
綺麗な人がにっこり笑ったときに前歯に口紅がついていると
なぜだか注意しずらいのだ。
話しながら何気に自分の前歯を舌でなめてみたり、指でごしごししてみたりするのだが、なにせ相手は綺麗な人だから
自分には全然落ち度がないと思い込んでいる。
挙句にその人に「この人、変な癖があるのね」と思われるだけである。

歯海苔も同じようなものである。
だが、こちらは本人が綺麗であればあるほど
ミソっ歯状になった顔のギャップを楽しもうという気持ちが出てくるので
下手にサインは出したりしない。

あと八木によく似た状況なのだが、
鼻の穴に鼻くそがソヨソヨしている状態である。
これはブサイクであろうと綺麗であろうとちょっと言いにくい。
やはり話しながら自分の鼻に手をやったり鼻をかんだりしてみると
たいていは相手も何かを感じて同じように鼻に手をやる。
わたし自身も話している相手がしきりに鼻に手をやるようだと
自分の鼻にも手を当ててみてチェックすることにしている。
それでなんともないのに、さらに相手が鼻に手をやっていると
根性のある鼻くそが自分の鼻の穴に陣取っている可能性がある。
そこで鼻に手をあてるふりをしてさりげなく指先を少しだけ穴の中に入れて
さらに入念にチェックする。
そうすると、たまに指先に手ごたえを感じるときがある。
そんなときは指を戻すふりをして鼻の穴から鼻くそを救出する作戦に出るのである。
このときに注意したいのはあくまでも指の先だけを穴にさりげなく入れることである。間違えても第二間接まで入れてはいけないし、使う指は小指が最適であろう。親指だとさりげなさがなくなってしまうし、友達もなくすだろう。

いつのまにかさりげなく人前で鼻くそを取る方法の話になってしまった。

わたしのような上品な人間にこんな日記を書かせるなんて....


たいしたもんだ、八木。





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