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2004年01月24日(土) 唸る

今のご時世、ガロネタでこんなに引っ張ってるのは『いれぎゅりゃ!』くらいなもんだろう。
こんばんわ。ゆみなです。


さて、急だが入院することになった。
さっき病院から電話があったのだ。
まったくワガママだねえ。でっかい病院。
人を人と思ってないね。
いえ、私は鶏ですが。なにか?(まだ言うか。)

前回の日記で入院するにあたっての懸念事項をいくつか書いた。
中にはあれはネタだと思ってる人がいるかもしれないが(いないか?)、本当にネタでもなんでもなくその三点が気がかりで
仕方がないのだ。


イビキの件。
これは先祖代々イビキの血統らしく、親戚の叔母さんが入院した時、あまりのその凄まじさに同室の患者から
「出てってくれ!」と追い出されたほどだ。
放屁の件。
このことに関しては、くどいっつーくらい書きなぐり倒したのであれ以上でも以下でもない。
寝言の件。
最近、一番悩んでいるのがこれだ。
寝言といっても私の場合、普通の寝言とは違い、どちらかというと「唸る」に近いのだ。
腹の底から搾り出すように

「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛・・・・」


なんて声が聞こえる状態を想像してほしい。
これ以上の恐怖があるだろうか。いや、ない。(反語)
私自身はまだいい。なんてたって唸ってる張本人だからな。その上寝てるから覚えないしな。
だが、隣の人はどうなる。
白いカーテン横の隣のベッドから押し殺したような野太い声で苦しそうに「うううううううう」と聞こえてくるのだ。
ああ。これじゃ治るどころか隣の人は恐怖のあまり精神に異常を来たしかねない。
私の姿が遮断されているので余計に想像力だけが増幅され恐怖感を煽るに違いない。
そして朝、看護婦さんが巡回に来たとき、その患者はヘラヘラとヨダレを垂らしながら何かワケの分からないことを口走っているのだ。
当然、看護婦さんはすぐに異常事態が発生したことを察知し医者に連絡する。
しかし、当の患者から何を聞き出そうにもヘラヘラと笑い続け、目は焦点すら定まらず虚ろで、
いつしか「きっみとよっく〜♪この店に〜きったものだ〜♪」と歌い出す始末だ。
これでは埒が明かないと判断した医者は隣にいる私に昨夜変わったことはなかったか?と事情徴収してくるだろう。
私はその時すでに原因は自分の「唸り声」にあることは分かっているのだが、しかしその事を白状してしまえば、言った瞬間から患者から容疑者へと呼び名が変わる。
眠りにつくまでの状況は詳しく説明してもその後のことは頑なに口を閉ざす私。
つまり「半落ち」。
医者も看護婦も隣の患者が一晩にして人格を喪失してしまうほどの恐怖が何か判断つきかねぬまま、
隣にいる患者は婦人科病棟から精神科病棟へと移動されていく。
そして、その晩からまた新しい患者が私の隣のベッドへと入院し、同じように・・・・・



ああ。怖い。なんという恐ろしいシナリオであろうか。
だが、あながち全くのウソ話で片付けられそうもないほど、私の寝言は怖いらしい。(BY ダンナ)
心配である。いや、マジで。



ってことで、しばらくの間、留守しますがその間、あゆとるるがしっかりと更新しててくれることを信じている。
病院で携帯から読むからな。
絶対に書いてくれよ!

<ゲスブのあなたへ>

・ほんなこつ嬉かと。ありがとですたい。
私は自分自身がフリークなんじゃないかと思うちょります。
こげん私ですけん、これからもよろしくお願いしますだばってん。







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今日の日記はこちらの方から「尻とリーリレーコラム」という形でリンクされております。
実を言いますと、この原稿の下書きをしてから掲示板を見た次第でありまして、慌てて「う」から始まるタイトルをつけたという、
おそらく企画始まって以来のどうしようもない書き手だったことでしょう。
主催者の方、もうしわけありません。
また、次の方へ指名しなきゃならないらしいのですが、残念ながら『いれぎゅりゃ!』の我々に指名されたとなると、その方は末代までの不名誉な一件として語り継がれる恐れもありますので、
今回はまたこちらに戻させていただきます。


友達いないのかよ!わしら。


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