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2003年12月05日(金) ビバ!稲川淳二!

こんばんは、るるです。
明日は幼稚園のおもちつきです。
どうか毛深いおすもうさんじゃありませんように。。。

あ、いえね、幼稚園におすもうさんが来てくれるんですよ。
まわし姿でペッタンペッタンお餅をついたり子どもと遊んだりしてくれるんですけどね、
去年のおすもうさんったら、どこまでが足の毛なのか、どこからがイケナイ毛なのか、もうそのへんがね、よくわからないっていうか、わかりたくないっていうか、幼稚園児相手だからって許されるんだろうかっていうか、先生はお嫁入り前のかわいいお姉さんなんだしっていうか、だからと言ってエステに行けとは言わないけどっていうか、ね、そんな感じだったわけですよ。
目のやり場に困る〜って言うんですか。
そのわりには、この毛はどこへどうつながってるのか気になって凝視してた覚えがありますけど。

そんな話はどうでもいいです。
ゆみながサボったことについても、あえて何も言いませんよ。
主人公をあんな名前にしてくれたことについても何も言いません。
なんかね、ワタクシ、気が楽になりましたの。
もう、なんでもありなんだな、と。
なんでも有森裕子だな、と。
アイワズゲイのガブ君とは仲良くやってるのかな、と。
みんな生き人形の話聞いたのかな、と。
夜中に一人で聞いて欲しいな、と。
できればヘッドホンで、と。
怖いとか怖くないとか、そういう話じゃなくてですね、ええ、ほんと、怖いんですけど、それはこっちに置いといて、
ひとつみんなで稲川しゃべりをしようじゃないの、と。
もうね、さっそくここのBBSは稲川しゃべりで満載ってなもんですよ、と。
でも、こんなこと書くとただでさえ書き込み少ないのに、だーれも書いてくれなくなっちゃったら、やだなやだなぁ、やなこと言っちゃったなぁ〜ってな具合でね、と。

もうわけわからなくなっちゃったんで、リレー小説いっちゃいまーす。


■■■「午前0時13分のメール」 第5話■■■

なんの迷いもなくメールを開くとそこには、

「六之助衛門悟太郎也や、毒づく時は鼻毛を抜いているだろうね」

と書かれていた。

「お、おばあちゃん?」
おばあちゃんはとっくに死んでいるはずだ。もうすぐ13回忌の法要があると弟からメールがきたばかりだ。
でも、この名前を間違わずに打ち込むことができるのは、おばあちゃんだけだ。
父親も母親も「六之助」としか呼ばず、「全部言って」とせがむと
「六之助へーららほーらら」とごまかすのであった。
ジン、ジン、ジンギスカ〜ンかよ。
「そんなバカな、、、」
震える手でタバコをくわえマッチをすると、その炎の中に大きなクリスマスツリーが見えた。
「まぁ、なんて大きなツリーでしょう」
つぎのマッチをすると、今度は食べ切れないほどのごちそうが。
「まぁ、マルちゃんの赤いきつねに、緑のたぬき、黄色いいたちのカレーうどんまで、、、」
つぎのマッチをすると、やさしかったおばあちゃんがあらわれ、やさしく手招きをしたかと思うと、抱き上げられた。
「あぁ、私はマッチョ売りの少女なんだわ。天国に行くんだわ。。」

天国はどういうわけか焦げ臭かった。そして暑かった。。。

そんとき、アタシはゾクゥーーーーーーーとしたね。
全然、天国なんかじゃないんだ、これが。
火事なんだ、火事なんだ。
どういうわけか、寝ぼけたままマッチすって火事だしちゃったって気付いたのは、病院のベッドの上だったって言うんだからまいっちゃうんだなぁ。

この期に及んでまだ稲川しゃべりをしている自分がほとほとイヤになる私だった。

そう、私にも、どこまでが現実でどこからが夢だったのかわからないのだ。
わかることは、チリチリ頭になってしまったことぐらいだ。
鼻毛もすっかりチリチリになってしまった。

オカマとは言え、どこから見ても男の私は当然男ばかりの4人部屋で入院生活を送ることになった。
隣りのベッドは、源さんと言う60歳ぐらいの頑固じじい。
豆腐屋をやってるそうだが、一人息子が後を継がずにサラリーマンになったことで口論となった挙句、豆腐の角に頭をぶつけて7針縫う怪我をしたらしい。
向かいのベッドは、木下ホイさんという中国人。
言葉が通じないのでなんでそんな怪我をしたのかわからないが、足をチェックの包帯でぐるぐる巻きにされている。
そしてはす向かいのベッド。。
私は目を疑った。
まさか、こんなところで再会するなんて。。。

〜つづく〜





<げすぶのあなたへ>
・ゲームチャンネルですか。ワタクシの子供の頃には各家庭にゲーム機なんてありませんでしたから。インベーダーゲームってなもんですよ。文房具屋とか駄菓子やの奥のほうに唐突に2台ぐらいありましてね、やるんですよ。テーブルが画面になってましてね。わかるかなぁ。わかんねえだろうな〜。ドゥビドゥビ〜〜♪(これさえもわかってもらえないのでしょうねぇ。)


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