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2003年11月12日(水) めでたい奴ら

「いれぎゅりゃ!」なはずなのに更新しないと言っておやびんに怒られました。相変わらずの下っ端ぶりを発揮しているあゆです。こんばんは。

まあ、なんだ。非常に疲れていることは確かだ。

あ、群馬とボス、一日違いで子供が生まれたよ。
群馬んとこは男の子。ボスの第二子は女の子。
今日群馬がうれしそうに写メを見せてくれた。
昨日奥さんの実家方面で生まれたのでまだ実際には子供とご対面はしてないが、
「やっぱり、顔見ると実感わいてくるんだな」とほほえましく思っていたわし。
「かわいいねえ。」と言うと、
「ホラ、見てください」と群馬満面の笑み。



「モヒカンでしょ?」
そこかよ。
確かに赤ちゃんの頭頂部の髪が少し立ってはいたが・・・。


そしてボス。奥さんの出産に立ち会ってから会社に戻ってきた。
「やあ、やっぱうれしいわ。」
と、ニコニコ顔のボスに私は言った。
「そうやろねえ、今度は女の子やしね」と私。
するとボス、




「今日からしばらく独身やし」
オマエはそっちか。

今日から上の子は奥さんの実家で預かってもらうんで羽を伸ばそうという算段である。

と、オメデタ続きの職場である。
オメデタついでに浅香光代だが、と、言っても可愛い彼女をはらませたわけではない。

生粋の大阪人の彼はいつも昼食を買いに行くとき、
「お昼こうてきます」
と高らかに宣言していくのだが、それが幼い子がおこずかいでおやつを買ってくるみたいで、すごくかわいらしいのだ。

たまになぜか「お昼買ってきます」と標準語で言うのだが
そのときは全然かわいくない。女剣劇士・浅香光代そのものだ。
で、私はリクエストした。
「ねね、浅香くん、お昼買いに行くときは、絶対
『お昼こうてきます』にしてね。そのほうがかわいいから」と。
浅香は答えた。

「ボク、そんなん言うてますかね」

何も意識せずに言ってたらしい。

しかし、その次の日。
浅香は少し意識したのか

「おひうこほてきます」

と非常に曖昧な言い方をした。

私には一瞬
「屁ぇこいてきます」に聞こえたほどだ。わしは「屁好き」なゆみなか。


そして痔。
今日は群馬と浅香は先に帰り、職場は私と痔だけになった。
私は金曜日までに仕上げなければならない仕事で必死だった。
すると突然痔が
「あぁぁぁぁ、もぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ」と雄たけびをあげた。
私は敢えて無視をすることにした。
その後すぐに静かになった痔だったが、やがて私の隣にある冷蔵庫までお茶をとりにきた。
「あゆさん、大変そうですね」と声をかけてきた。
「うん。でももう少しで今日は終われそう」と言う私の言葉に
痔、「すんません。さっきはうるさくて」と、突然わびを入れてきた。
「いや、よくあることやし」と答えると
「ちょっとこの数字を読み上げていただけますか」
と一枚の紙を渡してきた。いや、おしつけてきた。
今、痔が製作しているパンフレットの原稿だった。
「何、これ」と私が聞くと
「さっきその数字をコピペしたつもりだったんですけど大元が
なんでか知らないけど消えてしまったんです。」と痔。
「さっきの雄たけびはそれやったんやな」と言うと、
「はいっ!ですから、もう一回入力したいんで読み上げてください。そうしたらもう二度と大声はあげませんっ!」
遠まわしな脅迫かよ。しかも私の仕事状況をさりげなく聞いてきたうえで・・・。
仕方なくわしは数字の読みあげに協力した。

数十分後。
「あぁぁぁぁ、もぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」とまた痔の雄たけび。
「またなんかデータ消したんかいっ」と私が思わずつっこむと

「いえ、眠くなったんで自分で気合を入れました。」
オマエは、「どうしよう、やってもーた」のときも「しっかりせんかい、自分」のときも同じ叫び声をあげるんかいっ!


そんな痔を背に仕事をしていると、
お腹が減ってきたので弁当を買いに行くことにした。
入った弁当屋。カウンター越しの店員はでっかい体で年の頃なら20代前半。めがねの奥の目が常に泳いでいる。
客接待もしどろもどろなところから多分新入りだろう。
遅い時間のワリにはお客が多く、彼はパニックに陥っていた。
そんな中、私の番がきて注文を聞かれた。
「のり弁」。「はい」という返事とと同時に、奥から「から揚げあがったよ」の声。すると店員、「から揚げ弁当ですね」とわしに聞く。
いや、だから「のり弁」やて。
そして会計。あいにく五千円札と一万円札しか持っていなかった。
五千円を出すと、
「五千円からお預かりします」
わしはこの「からお預かりします」という言い回しが嫌いだ。
まあでもこの際そんなことはどうでもいい。彼は新入りなのだから。
おつりを待っていると、
「それでは大きいほうから」と彼は620円渡してくれた。
大きいんかい。
あとの千円札はどう言って渡してくれるのかなと固唾を飲んでいたわし。
すると

「先ほどのは大きいほうではありませんで、今度が大きい方の四千円のお返しです。」
説明つきかよ。大きいの小さいの言ってるからややこしいことになるんであって、トイレじゃあるまいしそんな説明はどうでもいいのである。見たらわかるし。

でも彼、人はいいんだろうな。

若者たち、次の日本を背負っているのは君たちだ。
次回こそは選挙に行けよ。





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