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2003年03月11日(火) 代打日記。再び−あゆ編ー

昨日から始まり31日まで引っ張るつもりの「一周年企画」
いかがでしたか?

って、終わったんかいっ!

こんばんわ。ゆみなです。
しかし『りゃ!』がここまで持つと誰が予想したでしょう?
しかも、数々の盛り上がりにイマイチ欠ける斬新な企画をここまで打ち出すとは。

その極めつけが「一周年企画」
なんのヒネリも感じられない、まんまなタイトルだし。

しかしですね、実は私たち。
この一周年企画を迎えるにあたって、久々に3人でチャットをし、
あーだこーだと議論を交わし、次から次へと打ち出されるアイデアに
「それもいいね」「あ、それおもしろそう」などと、
かなりの時間を費やしたのであります。
そしてその結果がこれ・・・

が、しかし。
こんなんで終わる『りゃ!』ではありません。
りゃ!の誕生に至った代打日記の公開は手始めなのです。
手始めといえば”はじめちゃん”ですね。
バカボンの弟のはじめちゃん、どうしてあんなに賢いのでしょう?
そしてママはバカボンのパパのどこが気に入って結婚したのでしょう?
顔でもない、頭でもない、とすると、パパは相当なテクニ・・・(以下自粛)

さぁ、これから31日まで、あなたは『りゃ!』に釘付けのはずです。

しかし、まさか一年以上もたってから、るるに「代打@ゆみな」ではおかしいだろう。
「ゆみな@代打」だろう?などと訂正されるとは夢にも思っていませんでした。

この一件を見ても分かるように確かに私たちは今ほど仲良くはありませんでした。
今でもそんなに仲良しこよしではありません。
「仲良し」って、あーた。
わしらは幼稚園児かいっ!
「るるちゃ〜ん。あゆちゃ〜ん。あーそーぼー!」かいっ!

で、私がるるのとこでイヤイヤ代打をしたのがきっかけで、
それから香港旅行に出かけた私の日記をあゆとるるが代打してくれたのです。

本日は、あゆが私のところで書いてくれた代打日記を掲載いたします。



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2002年03月23日(土) 代打日記@あゆ

るるの傑作の後、ごっついプレッシャーの中で震えながらこれを書いている。

「るる、あゆ、おげんこ?」という、
うすら寒い挨拶で始まるメールで代打を頼まれた日から
眠れない夜と、ごはんものどを通らない日々が続いた。
おかげで体重が2kgも増えた。
昼寝をして夜更かししてお菓子を食べていたからである。
とにかく、本当にずっとゆみなのことばかり考えていた。
仕事をしていてもお風呂に入っていても歯をみがいていても、
・・・そう、何をしていてもゆみなの顔を浮かべていた。

因みにトイレに入ってる時だけは
ゆみなのダンナ様のことを思い浮かべていた。


そんな思いをしたけれど、他でもないゆみなの頼みだ。
引き受けないわけにはいくまい。

ゆみなと私が「他でもない」関係になった軌跡を書こうと思う。

ご存知の方も多いと思うが、私たちは某チャットルームで知り合った。
私の方が少しだけ早くそのチャットに参加していた。
るるも書いているが、ゆみなは自分のことをチャット中に「わし」と言う。
私は驚いた。女性で自分のことを「わし」と言う人がいるなんて・・・。
この私以外に・・。

そう、私たちは「わし」つながりで仲良くなったのだ。
そして毎日チャットで話していくうち、
私たちはあまりにもよく似ていることに気づいた。
人の発言に対するツッコミどころ。ツッコミ具合。ツッコミ言葉。
この時点では笑いに対する真摯な姿勢(わしらは芸人か!)が似ているということだけだったのだが
やがて二人だけでチャットをするようになり、
私たちは愛を育んでいくうえで、
笑いだけでなくいろいろな物の考え方がそっくりなことがわかってきた。
物事にこだわらない性格(もう少しこだわったらどうか?)、
好奇心一杯で思い立ったらすぐ行動してしまう性格(もう少し落ち着いたらどうか?)
人にズケズケと物を言うわりには自分は打たれ弱い性格
(もう少し他人を持ち上げるということもしたらどうか?)
等々である。
でも少しだけ違うところがある。
私はズケズケ言いっぱなしだが、
ゆみなはちゃんとフォローして、細やかな心遣いのできる人だということだ。
(と、ここでフォローしてみたが、どうか?)。


ある日、私たちと他数人でチャットをしていたところ
ゆみながいかに男らしいか
という話題になった。
「ゆみなはおっさんだ」とか「ゆみなは本当は男だ」とか
好きなことを言っていたら
突然ゆみなが「ちょっと落ちるね」と言ってチャットルームから出て行ってしまった。
いけない!自分たちは打たれ弱い性格だ。
あまりにもしつこく「男だ」「男だ」と言いすぎたかもしれない。
ゆみなを傷つけてしまった・・・と私は反省していた。

その時、誰かが私にメッセージを送ってきた。
ハンドルネームを見ると


「fundoshi」だった。


ふんどし・・・。

そんな奴は知らない。無視しようと思っていたら

「あゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、私だよ」

ゆみなだった。
皆を盛り上げるため、わざわざ「ふんどし」という名前を作って
チャットルームに戻ってきたのだった。

私は小泉首相以上に感動した。(←ネタが古い)

笑いをとるためにはふんどし一丁になるのもいとわない女ゆみな!

この人に一生ついていこうと私は決心した。


そんなゆみなが大阪に来ることになり私のウチに泊まることになった。

ご存知のようにゆみなはでかい。どのくらいでかいかと言うと
モーニング娘。の加護ちゃんの上に辻ちゃんを乗せ、
更にその上にムルアカ氏を乗せたくらいでかい。
ウチに来てもらうのはすごくうれしいが、
ゆみなにゆったり過ごしてもらうには大仏殿くらいの広さが必要だ。
しかし、いかにウチが高級マンション住まいだとしても
大仏殿よりは少し狭い。ゆっくり過ごしてもらえるかどうか心配だった。
だが心配には及ばなかった。
ゆみなは身体をちぢこめながらも我が物顔で我が家でくつろいでいた。
ダンナともにこやかに話していた。
ダンナ「お子さんは?」
ゆみな「三人で一番上は18才(当時)なんです」
ダンナ「え?18才?すごく若い時に子供生んだんだねえ」
ヤバい!!!
私「ゆみなお風呂入ってきたら?」 

なぜ私が慌てたかというと、
私はゆみながウチに来るというのでそれをダンナに告げたとき
「ゆみなってどういう友達?」と聞かれ
咄嗟に「学生時代の友達」と嘘をついてしまっていたからだ。
ウチのダンナはケチで友達がいない。チャットなんか無縁の世界にいる。
そんなダンナにチャットで知り合った友達だと言ったら思い切り怪しまれそうな気がしたからだ。
それにいくら女性とは言っても、ダンナがゆみなを目の当たりにしたら

「チャットで知り合った不倫相手を俺の目をごまかすために女装させているのではないか」

という疑惑を抱くのでは・・という心配もあったからだ。

ゆみながお風呂に入っている時
ダンナが聞いてきた。
「ゆみなって学校の友達って言ってたよね」
「うん」
「でも出身は北海道でしょ?」(ずっと前に私が言ったこと覚えてやがった)
私は岡山出身で地元の学校を出ている。確かに不審だ。
「ウチの学校はほら、カトリックだから全国のカトリック系の高校から来るんだよ」(苦しい)
「何で子供さんが大きいの?」
「卒業してすぐ結婚したから」(計算が合わないな・・・)
「で、何で今東京にいるの?」
「ダンナさんが東京の人だから」

・・・・・・・。

妙な沈黙が流れた。
ヤバイぞ・・・。と思っていたらダンナが
「ふうん」と言ってこの場は流れた。

かくして、ウチのダンナの中のゆみなは

北海道から岡山の学校へ行き、どういうわけか
在学中に知り合った東京に住む年の離れた人と結婚してすぐ子供を生んだ

と、いう摩訶不思議な人生を歩んだことになってしまった。
嘘はつくものではない。

だが、ダンナの誤解(誰が誤解させたんじゃい)も
去年私とダンナで東京に行ったときに解けた。
何回かゆみなに会って話をすることで、
ただのお笑い好きな怪しい人ではないとわかってもらえたし、
ご主人にもお会いできたことで、
ゆみなが正真正銘の女性だと証明できたため、
安心してチャットで知り合ったことをカミングアウトできたのだ。

ダンナにもやっと私が夜中にPCに向かって突然笑い出したり
時には泣きはじめたりという妻の不可解な行動が理解できたようだ。

泣く?
私たちは
二人でチャット中に何気ない相談をしているうちに
泣いてしまうということがたまにある。

「わし」なのに涙もろいというのも共通点なのだ。

ゆみなが別の機会に大阪に来た時の話。
恒例の飲み会を開き、朝まで飲んで大いに話した。
ゆみなが東京に帰る日。空港まで送りに行った私。
ゆみながゲートをくぐる直前何故か二人とも同時に泣き出してしまった。
どうせその夜はチャットで会えるのに・・・。


そして泣いている私たちの間には、所在なさげに立つ逆さホタルがいた。
(↑一部の人にしかわからないオチですみません)



プレッシャーを感じているわりにはだらだらと長々書いてしまったが
そんなわけで(長すぎてどんなわけかわからないと思うが)
ゆみなは私にとって大切な友達になったのだ。

普通なら絶対知り合えない道産子ゆみなと知り合えた。
PCに感謝だ。

だけどゆみなは私だけのものじゃない。あたりまえだ。
みんなのものなのだ。
日記を読んでいてそう思う。
ただのお笑い好きの怪しい人ではない(しつこい)人柄は、
ゆみなの日記の愛読者ならよぉぉぉくおわかりでしょう。
私が男ならゆみなに惚れている。でもゆみなも男なのでホモになってしまう。
ややこしい。

何にせよゆみなはゆみなのままでいてほしい。

香港帰りだからといって
帰国後の日記を中国語で書かないようにしてほしいものである。

ゆみなの日記の足元にも及ばないパワーでしたが
長さで勝負してみました。
長丁場おつきあいいただき、ありがとうございました。
今日だけ視聴率が下がってたらどうしよう。

            代打あゆでした。


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この日記を一年ぶりに読み返してみて、
改めて感じたのは、
「あゆ。すんげえ長いじゃねえか。」です。
「もしかして、りゃ!は手を抜いてねえか?」です。

それと最後の一文

「今日だけ視聴率が下がっていたらどうしよう」

この時点からすでに、あゆの小心者ぶりがスタートしてたんですね。
しかも視聴率ってなによ。


そして、この頃から私は「ふんどし」を締めていたのですね・・・

では、明日は、私のところに書いてくれたるるの代打日記を、
あゆの解説でお届けいたします。
お見逃しなく。

ところで、全然関係ないのですが、
どうして賀来千賀子はあんなに演技が下手なのでしょう?
どうして声がひっくり返るのでしょう?
ええ。ほんとに全然関係ないのですが、今たまたまつけたテレビに出ていたものですから。






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