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2003年02月27日(木) ネタのない時の書き方

こんばんわ。菅井きんです。
しかし、なんだね。一日サボると今日もさぼりそうになってしまう悲しい性。「せい」じゃないから。「サガ」だから。
「せい」だと痔の彼女に登場してもらわないとならないし。
知らないし。痔の彼女。

昨日は久々にダンナと飲みに行った。
夫婦で飲んだところでコレと言って話すことなんてないんだけど、特にうちらは同じ仕事だから一日中いやでも一緒だし。
けど、これが不思議なもんで二人ともお酒が入ると色々と語り出すんだよね。

どうやって借金返すか。とか。
いつくらいまでに返済し終えたいな。とか、
お前はもうカードで買い物はやめろよな。とか、
そういうアンタだってたまには競馬で大穴当てろ。とか、
そんなことお前には言われたかないわい。とか、
あんただって私の買い物のことゴタゴタ言わないでよ。とか、

そういった仲睦まじい夫婦の会話が華やかに弾んで、最後には静かな沈黙だけが残渣のごとくそこに漂っているんだよね。
そしてまた一杯、また一杯とお酒がどんどん進んでいき、
二人とも
「こんなとこでこんな酒飲む金あるんなら、金返さなきゃな・・・」
「でも、たまには良いよね」
「そうだよな。俺たちだって人間だしな。」
「そうだよ。金は天下の回りものって言うしね。」
「でも、回ってこないな。」
「誰かが止めてやがるな。」
「回せ。回せ。」
というところに帰結しておしどり夫婦の飲み会は和やかに終焉を迎えるのだ。

さて、るるから「ネタのない時の書き方」というお題がきた。
これはウェブ日記を書いてる人たちみんなが一度は行き当たる悩みだと思う。
何を隠そう、私は日々それとの格闘と言っても過言ではない。
私のような真っ当に生きてる普通の人間に、そうそうヒトサマにわざわざ時間を割いてまで読んでもらうべきようなネタが毎日転がってるわけがない。

なので、最近は自分の日記はほとんど休業状態である。
だが、『りゃ!』はそういうわけにはいかない。
このように三日に一回、イヤでも回ってくる日記を始めた以上、書かねばならない場合がある。イヤなんかいっ!

そういう時はどうするか。



「ぱくる」



これだ。これしかない。今、思いついた。
パクればいい。ネタを。
ただし、だ。
人のネタや日記からではない。それならパクるを通り越して盗作だ。
小林亜星に訴えられるぞ。

で、だ。
じゃ、何をどこからぱくるのか。
そう。自分が今までに書いたネタの中から抜粋して、
「こりゃ、そろそろみんな忘れてるだろ!」ってなものを書いちまえばいい。
たとえばだ。
うちの娘が就職面接の時に、
「英語は話せますか?」と聞かれ
「ええ。弟が少々・・・」と答えたこととか。
息子が小学校のとき、筆箱とリモコンを間違えて学校に持って行ったこととか、
おばあちゃんが電話かけようとして、レジの上にある子機を手に持ち、レジの数字を8桁押して「この電話壊れてる」と言い切ったこととか、
そんな昔のネタを書いてしまうのだ。
忘れてる人だっているさ。
その日の日記を読んでなかった人だっているさ。
そこにツケ込むってのはどうだ。
なかなか名案だと思わないか。るる。
小賢しさ全開の『りゃ!』ならではのアイデアだと思うが。

それでも尽きたときはどうするか。
私ならこうする。


「書かない」


これだな。
ネタがないのにダラダラと書き、読み手の時間を割くことほど心苦しいものはない。




だから、ほんとは今日もサボりたかった・・・












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